大阪大学 経営企画オフィス URA部門

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Grant Support

平成29年度JST戦略的創造研究推進事業「ACT-I」採択 松倉 悠 助教

2017年10月25日(水) 公開

松倉 悠 助教 
基礎工学研究科 システム創成専攻(専門分野:身体拡張、嗅覚ディスプレイ)

松倉助教

―この度は、ACT-Iへのご採択本当におめでとうございます。
さっそくですが、ACT-Iへの申請に至った経緯について教えていただけますでしょうか。

 私は今年の4月に大阪大学に着任しました。前職では匂い源を検知するロボットの開発など、機械工学の分野でハードウェアに比重を置いた研究を進めていましたが、現在の研究室ではソフトウェアの比率が高い研究テーマが多く、ACT-Iの領域である「情報と未来」に大変興味を持ちました。ちょうど研究室の准教授の先生にもJSTの領域説明会についての情報を教えていただき、一緒に参加しました。これまでに取り組んでいた研究内容に「機械学習」の要素を加えることによってさらに自身の研究の幅を広げることができればと考え、ACT-Iへの申請に至りました。

―当オフィスからは模擬面接実施のご案内をさせていただきましたが、模擬面接について以前からご存じでしたでしょうか。
 案内により初めて知りました。これまでに、学会発表などの経験はありましたが研究費を獲得するためのヒアリングは受けたことが無かったこともあり、支援を受けることにしました。また、自分自身が情報分野の研究経験が乏しいため、是非そのような分野の専門の先生にご意見を伺えればと考えました。

―面接選考を受けられるうえで、模擬面接は役に立ちましたでしょうか。
 はい。
 模擬審査員の先生が本番の面接の審査員と予想される先生方をよくご存じだったようで、本番で指摘されそうな内容について事細かにアドバイスしていただき、発表スライドをブラッシュアップすることができました。例えば、私は情報系の先行研究について十分に調査しきれていなかったのですが、そういった面も専門的な知見を踏まえて厳しくご指摘いただきました。
 そのおかげで、面接当日は自分の提案した研究内容の本質的なところを中心に質問していただけたのではないかと考えています。

―模擬面接に対するご意見などありますでしょうか。
 事前に模擬面接を受けたことによって、当日は落ち着いて対応することができました。今後も機会がありましたら利用させていただきたいです。
 また、面接選考にあたって研究室の教授などからもアドバイスを受けることは必要だと思われますが、先生方に貴重な時間を割いていただくことを考えると躊躇してしまう部分もあります。ですので、このような支援制度が学内に存在していると、気兼ねなくお願いできる利点もあるのではないかと思います。

―最後に、今後ACT-Iなどに挑戦される先生方にメッセージをお願いいたします。
 まず、今回の申請は研究室の准教授の先生に声を掛けていただいて説明会に参加したことがきっかけになったということもありますので、研究資金に関して日頃から情報収集を行ったり周りの先生方とのネットワークを構築したりしておくことは必要だと考えられます。
 また、先日ACT-I採択者の懇談会が開催され出席したのですが、研究総括の後藤真孝先生から「面接の際に、『難しい研究課題に対して積極的にチャレンジしよう』という意欲が感じられた。」とのお言葉を頂戴しました。これまでの業績も大事ですが、特に若手の場合は今後研究にどのように取り組んでいくかを、申請の際には十分アピールすることが重要ではないでしょうか。

―貴重なコメントをありがとうございます。
本日はお忙しいところ、お時間をいただき本当にありがとうございました。

(2017年10月11日、インタビュアー:大屋 知子URA・岩崎 琢哉URA)


2017年10月25日(水) 更新