大阪大学 経営企画オフィス URA部門

2013 SRA International Annual Meeting参加報告

2013年10月26日(土)~30日(水) , , ,

米国に本拠を構えるリサーチ・アドミニストレーターのNPO団体Society of Research Administrators(SRA)Internationalは、10月26日(土)~30日(水)の5日間、ルイジアナ州ニューオリンズで2013年の年次総会を開催しました。37カ国から1,400名以上、日本からは6機関から10名が参加しました。



SAR internationalとは
SRA internationalの主たる事業はリサーチ・アドミニストレーター向け教育プログラムの提供で、情報交換の場やキャリアセンターサービスを提供するほか、ジャーナル(Journal of Research Administration)も発行しています。米国州政府、病院、大学等で働くリサーチ・アドミニストレーター約4,000名の会員を擁しており、国外からの参加会員比率はおよそ5%です。創立は1967年、ワシントンDCに近いバージニア州フォールズチャーチに本部を構えます。



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写真左:展示会場(撮影:10月30日) 
写真右:右は今回の年次総会で次の議長に選出された John Westensee 氏(DARMA, chairman、撮影:10月30日 左は岩崎)        



年次総会の構成と認定制度
SRA international は、リサーチアドミニストレーションに関する12の認定プログラムを運営しています。認定取得には、プログラム毎に定められたワークショップ(1つ)とセッション(4~8コマ)受講が必要で、ワークショップは半日から1日のボリュームがあり、セッションは講義形式です。年次総会のセッションは午前2コマ午後2コマの時間割で組まれていましたから、1つの認定を取得するためには、おおむね1日半~3日間の受講が必要になる計算です。たとえば「Financial Management」の認定プログラムなら 、10月27日(日)にワークショップWS16 を受講し、続く月曜日・火曜日・水曜日で、次の7セッション、M8、M36、M49、T8、T21、T49、W19 を受講すればよいといった調子です。
※ M、T、Wは月曜日・火曜日・水曜日の頭文字で、続く数字は曜日別の通し番号です。今年は5日間の会期中、26のワークショップと135のセッションが提供されました。

このように、一度のミーティングだけで規定のワークショップとセッションが全て揃うケースはむしろ少なく(今回の場合は、12プログラム中4プログラムのみ)、そのためワークショップ・セッションへの出席記録は3年間有効です。会員は各地で開催されるこうしたミーティングに参加しながら、有効期限内で認定に必要な出席数を積み上げるようです。
年次総会の参加費用は、早期割引でも860ドル(新規申込、年会費含む)です。日本の学会やカンファレンスの参加費用と比較すれば高額に見えますが、認定プログラムの講習会受講料を兼ねていると考えれば、納得できる金額なのかも知れません。年次総会の案内サイトを見ると、開催地の特色を取り入れたデザインが採用されており、ディナータイムのオプショナルツアーなども目に入ります。全体には「年に一度のお祭り」という側面が協調されていますが、早朝7時30分からのセッションに参加し、認定取得を目指してワークショップなどに取り組み、夕方以降は息抜きをするというようなメリハリのあるイベントとして会員に根付いていることを伺わせます。 (岩崎琢哉/大阪大学 大阪大学大型教育研究プロジェクト支援室URAチーム)


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開催基調講演会場に集まる参加者(撮影:10月28日)



今回の参加者リストも公開されています。国籍の他、所属機関も分かります。



<情報源>
SRA international ホームページの、About SRA International
年次総会の案内専用サイト
プログラムなどのダウンロード
セッションについて
 トラック別の日程表
 各トラックの概要説明
 参加者のバックグラウンド・目的別のワークショップおよびセッションの紹介
Journal of Research Administration について
認定プログラムについて
認定プログラムのスケジュールについて





大阪大学URAメールマガジンvo.2掲載記事)

2017年3月26日(日) 更新(担当:URA 岩崎 )