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【開催案内】第2回学術政策セミナー「なんのために研究をするのか-社会・学術への貢献」を開催します。(2015年11月5日)

運営費交付金が削減する中で、研究を進めるためにますます外部資金への依存度は高まっていますが、そもそもなぜ研究を進めるのかということを立ち止まって考える機会は多くありません。今回は、社会や学術の貢献という視点から「なんのために研究をするのか」を参加者の方々と考えたいと思います。

まず、民間財団の事例を参考に、限られた予算の中で研究助成プログラムをどのように策定しているのかについて学び、提案を行う側はどのようなことを意識して提案を行うことが望ましいかについて理解を深めた後、研究者は研究の社会的意義をどのように考えて研究を行うことが望ましいかについて話題提供いただきます。その後、参加者と講演者とのディスカッションを行います。なお、本セミナーは大阪大学職員の研修の一環として開催をしておりますが、学内外を含めご関心を持つ方々にも参加いただけます。


    ・主催:大阪大学大型教育研究プロジェクト支援室
    ・共催:公共圏における科学技術・教育研究拠点(STiPS)
    ・対象:研究者・事務系職員・URA業務に関心のある方
第2回 開催概要 「なんのために研究をするのか-社会・学術への貢献」
    ・日 時:2015年11月5日(木) 10時00分-12時00分
    ・場 所:吹田キャンパステクノアライアンス棟 1F 交流サロン
    ・言 語:日本語
    ・備 考:要事前申込
    ・内容:
話題提供1:「助成財団における助成プログラムの策定-配分からインパクトへ-」
本多史朗(公益財団法人トヨタ財団 プログラムオフィサー)

プロフィール:在フィリピン日本大使館専門調査員として、日本のポピュラー文化を用いての国際交流の提言づくりに携わり、トヨタ財団では、ミャンマーなどでの草の根古文書保全の枠組みづくりを行った。(公財)助成財団センターにて、助成手法についての体系的なテキストづくりと普及を担う。現在は、トヨタ財団「復興公営住宅におけるコミュニティ作り」プログラムを担当。最近では「原子力被災者、津波被災者、そして旧住民によるコミュニティづくりに向けて」(トヨタ財団広報誌ジョイント第18号)を執筆。


話題提供2:「一研究者が考える研究の社会とのかかわり」
相本三郎(一般財団法人蛋白質研究奨励会/大阪大学前理事・副学長(基盤研究・リスク管理担当))

プロフィール:大阪大学蛋白質研究所において、有機化学的手法による蛋白質合成法の研究を行い、現在も国際的に発展しつつあるペプチドチオエステルを合成ブロックとする新しい蛋白質合成法の流れを作った。その業績により2007年に日本ペプチド学会賞、2011年に日本化学会賞を受賞。合成蛋白質・ペプチドを介して、構造生物学や生化学分野の研究者と共同研究を行い、バイオサイエンスの発展に貢献。本年8月までの4年間、大阪大学理事・副学長として基盤研究の支援を担当。


    ・申込み方法・問合せ先
事前の参加申込が必要です。
以下のメールアドレスまで、所属、役職、名前をお知らせください。
大型教育研究プロジェクト支援室(担当:福島)
メール:seminar@lserp.osaka-u.ac.jp / 電話:06-6879-4825
2017年3月26日(日) 更新
ページ担当者:福島