終了第1回科学技術政策セミナー(講演者:小林信一教授/筑波大学大学研究センター)を開催しました。(2013年3月19日)
現代社会において、科学技術は日常生活の中で非常に大きな役割を担っています。その科学技術のあり方は政府の科学技術政策の中で位置付けられ、研究者集団の振興を支えてきました。現在、日本においては、平成23 年に閣議決定された第4 期科学技術基本計画に基づき、「新たな価値の創造に向けて、我が国や世界が直面する課題を特定した上で、課題達成のために科学技術を戦略的に活用し、その成果の社会への還元を一層促進する」という科学技術イノベーション政策の振興が図られています。具体的に政策を遂行するための手段は政府により諸施策が進められていますが、本セミナーではこのような科学技術政策に焦点を当て、参加された皆さまが広く俯瞰的な視野でご自身の専門分野を発展させ、かつ大阪大学の研究力を向上させるための情報交換の場として企画しました。
主催:大阪大学大型教育研究プロジェクト支援室
共催:公共圏における科学技術・教育研究拠点(STiPS)
第1回 開催概要
・講演タイトル:科学技術政策とはなにか
・日 時:2013 年(平成25 年)3 月19 日(火)10:00-12:00
・場 所:大阪大学銀杏会館3階 大会議室
・講演者:小林信一(筑波大学大学研究センター 教授)
[講演者プロフィール]
1986 年、筑波大学社会工学研究科(博士課程)単位取得退学ののち、東工大助手、電気通信大学 助教授などを経て現職。2000 年から3 年間、文科省科学技術政策研究所第2 研究グループ総括主任研究官を併任。現在、科学技術・学術審議会臨時委員ほかを務めた。OECD のWorking Party on Research Institutions and Human Resources に参加。専門は、科学技術政策、高等教育政策、科学技術論など。
[参考資料]
・「科学技術政策とは何か」国立国会図書館調査報告書
http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/document/2011/201003_02.pdf
・「研究開発におけるファンディングと評価-総論-」国立国会図書館調査報告書
http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_3487162_po_20110214.pdf?contentNo=1
ページ担当者:URA 福島