大阪大学 経営企画オフィス URA×IR大阪大学 経営企画オフィス URA×IR

本学の研究推進体制及び機能の強化のための業務を行います。

15機関のURAらが共同作成した「研究推進・支援に役立つ資料リスト2018」を公開しました

15機関のURA・事務職員・図書館職員・研究者が共同作成した「研究推進・支援に役立つ資料リスト2018」をPDF公開しました。リスト作成にご協力くださった皆様、ありがとうございました。
このリストには、以下の条件の下に推薦された「資料」77件の情報を掲載しています。
・資料内容:良い仕事をするために必要と思われる、知識、技能、能力、態度、資質についての情報
・資料形態:書籍、論文、ウェブサイト、報告書、講演スライド等(公開されている資料が対象)
・言語:日本語または英語
・分野:人社系研究推進・支援に何かしら関連づけられるもの(人社系のみに限定はしない)
「研究推進・支援に役立つ資料リスト2018」(クリックするとPDFが表示されます)

第4回JINSHA情報共有会「研究推進・支援に役立つ資料リスト2018を作ろう--視野を広げ、より良い仕事をするための知識とは」【「人文・社会科学系分野を入り口に」編】

第4回JINSHA情報共有会「研究推進・支援に役立つ資料リスト2018を作ろう--視野を広げ、より良い仕事をするための知識とは」【「人文・社会科学系分野を入り口に」編】

「知識」は、技能とともに仕事の質を大きく左右しますが、研究推進・支援業務に関する知識は体系的に整理されているとは言えず、参照すべき情報源を自分だけで探索していくのは容易ではありません。

今回の情報共有会(図1)では、国内外の研究推進・支援の議論においてこれまで取り上げられる場面が少なかったと思われる人文・社会科学系分野を入り口に、そうした業務に(も)携わる/興味のある人たちが視野を広げ、より良い仕事をするための知識がつまった資料の情報をお互いに出し合うことでリスト化を試みます。更なる知識の獲得・活用に関して、それぞれに豊富な経験をお持ちのシニアゲストお二人から助言をいただく時間も設けます。

上記のような設定で実用的なリストを作成・共有することが第一の目的ですが、人文・社会科学系の研究推進・支援に役立つ知識と言えど他分野の研究推進・支援にも汎用性が高いものや、更なる形式知化が必要とされるテーマなどが浮き彫りになる可能性もあります。各個人や組織における今後の業務発展の一つのきっかけとして、そして何より日々の実務の充実のために、今回の情報共有会の場を一緒につくり・活用してくださる方の参加をお待ちしています。

【学内向け】大阪大学の研究支援情報をウェブ上で効率的に調べるための目的別3つの方法
新たに着任・異動された教職員の方へ

【学内向け】大阪大学の研究支援情報をウェブ上で効率的に調べるための目的別3つの方法

大阪大学URAメールマガジンvo.55掲載記事)

新しい職場、日々メールはたくさん届くけれど(便利な反面、送る方も送られる方も大変です)、大阪大学の研究支援情報にはまだまだアクセスできていない--そんな方に参考にしていただくことを想定し、主にウェブ上で効率的に大阪大学の研究支援情報を閲覧する主な方法について、3つの目的別にまとめてみました。

欧州のURA国際会議EARMA2018で日欧のURA連携によりセッションを実施しました

2018年5月 7日(月) 公開 , , ,

研究支援者の欧州団体、EARMA(European Association of Research Managers and Administrators)の第24回年次大会が、2018年4月17日・18日にベルギーのブリュッセルで開催されました。約40か国から750名ほどの参加者が集まり、EUの研究開発・イノベーションのための投資枠組みプログラム(フレームワークプログラム)の方向性や、研究活動に関連する個別施策の動向、研究支援の取り組み等について等、活発な議論が行われました。

◎プログラム等の詳細はこちら
http://www.earmaconference.com/

大阪大学経営企画オフィスURA部門からは筆者が大会に参加し、欧州の研究推進・支援について最新動向を調査したほか、オランダ(アムステルダム大学、ロッテルダム大学)やポーランド(ポーランド科学アカデミー)、日本の研究支援者(京都大学、神戸大学、早稲田大学、広島大学、大阪大学)の連携によるセッション"Globalisation and Competitiveness as a Challenge for RMA's: Views from Europe and Japan"に登壇しました。

第9回学術政策セミナー「役に立つ大学とはどういうことか?」

近年、学術研究においても社会的インパクトが求められるようになってきました。特に、2015年9月に国際連合において採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」では、先進国を含む国際社会全体の開発目標とした国際的なアジェンダが提示されました。このような社会に存在する様々な課題を解決するために、大学が蓄積する多様な知識はどのような貢献ができるのでしょうか。

本セミナーでは、話題提供1において金融機関の研究所に所属しながら地域の課題解決に協力をしてこられた経験から大学が持つ知識はなにに貢献しうるのかについてお話を頂きます。話題提供2においては、英国の事例をもとに学術研究において蓄積された知識がどのように社会に流通し得るのかについてお話をしていただきます。

大阪大学には、持続可能な共生社会を実現するための諸課題の解決策を提案するシンクタンク組織、社会ソリューションイニシアティブ(SSI)が2018年1月に設立しました。大学がひとつの組織として、社会とかかわり「役に立つ」にはどうすればよいのかを参加者のみなさんと考え、大学の構成員である私たちの理解も深めたいと思います。

本セミナーは大阪大学の教職員を対象として企画しておりますが、他大学や官公庁等の皆様にもご参加いただけます。また、大阪大学職員研修としてもご参加いただけます。

第8回学術政策セミナー「研究を支える多様な仕掛け」

昨今、研究を支える仕組みが多様化しつつあります。基礎的な研究に取り組むためには科研費をはじめとした国の競争的資金はとても大切な資金源ではありますが、研究分野によって、或いは、研究のアプローチによっては、他の資金源を活用することができるかもしれません。一方、研究の振興には将来の研究を担う若手研究者の育成が欠かせません。

 本セミナーでは、話題提供1において大学が、クラウドファンディングやクラウドソーシング等を利用しながら研究を支える仕組みづくりをしている事例を紹介していただきます。次に話題提供2では、基礎研究の研究者でありながら、ベンチャー企業を立ち上げ、得られた資金をもとに、広く若手を支援する財団を立ち上げられた事例をうかがいます。

 その後の全体討論では、大学が社会のステークホルダーの協力を得て研究に取り組むために望ましい、「研究を支える多様な仕掛け」についてそれぞれの立場から議論を行いたいと思います。

本セミナーは大阪大学の教職員を対象として企画しておりますが、他大学や官公庁等の皆様にもご参加いただけます。また、大阪大学職員研修としてもご参加いただけます。

第7回学術政策セミナー「社会から共感を得る大学となるために」

2004年4月に国立大学が法人化してから、十数年が経過しました。法人化される際に、国立大学は、財政的な面において国からの自律的な運営が求められました。また、ガバナンスという視点からも役員や経営協議会委員に学外者の参画を促し、学長中心に大学が運営されることが期待されていました。更に、国立大学内の改革と併せて、社会との関係も変化が生じています。2015年に出された「国立大学経営力戦略」では、「国立大学が、社会変革のエンジンとして「知の創出機能」を最大化」をしていくことなど、より一層社会とのかかわりも求められるようになり、社会のステークホルダーと共に課題を解決することが期待されています。

本セミナーでは、話題提供1において上記のような大学が置かれた現状について、参加者との問題共有を行いたいと思います。次に話題提供2では、社会のステークホルダーから「共感」や「信頼」を得るためにどうすればよいかを考えるヒントとして、公益性の高い組織・仕組みへの寄附について話題提供を頂きます。

その上で、「社会から共感を得る大学」の役割を考え、参加者一人一人がそのためにどのようなことをすべきかについて議論を行いたいと思います。

本セミナーは大阪大学の教職員を対象として企画しておりますが、他大学や官公庁等の皆様にもご参加いただけます。また、大阪大学職員研修としてもご参加いただけます。

第5回IRワークショップ「InCites Benchmarking講習会」

第5回IRワークショップ「InCites Benchmarking講習会」

近年、大学運営の一層の改善・充実に向けての方策として、IR(Institutional Research)活動が重要とされています。IR活動とは、大学情報をデータ化することにより、教育研究及び管理運営活動の改善に資するものであり、大学全体だけでなく、部局においても、本活動を推進することは重要と考えられます。
そこで今回は、そういった活動をサポートするために、論文データからの研究力分析ツールInCites Benchmarkingの講習会を実施します。各部局の教職員を対象として、InCites Benchmarkingの使い方とデータの活用方法について取り上げる予定です。

第6回学術政策セミナー「IRの深化とIRとの共創」

第6回学術政策セミナー「IRの深化とIRとの共創」

大学が社会から高く評価され、社会から支えられるためには、教育研究を通じて社会に貢献しなければなりません。そのために、財源の多くを税金に依存している国立大学は、大学の方針や活動内容を社会の方々によく知って頂き、フィードバックを得て、活かしていく必要があります。
民間企業はお客様や投資家に、サービスや事業内容をよりよく知って頂くためにPR(Public relations)やIR(Investor Relations)を行っています。また私立大学でも同様に、そのステークホルダーの理解を得る活動を行っています。今後、国立大学においても、PRやIRにより積極的に取組む必要があるのではないでしょうか。
また、近年、日本の大学において、IR(Institutional Research)が活発に行われるようになりました。このIRは「己を知ること」とも解釈でき、現状を正しく理解した上で、大学の経営戦略に関する立案、実行、検証をするために不可欠です。今後、PR(Public relations)やIR(Investor Relations)に取組む為にも、ますます重要になってきます。
このような背景から、今回の学術政策セミナーでは「IR(Institutional Research)の深化とIR(Investor Relations)との共創」と題して議論を行います。このために、前者のIRに関する第一人者である山形大学の浅野先生をお招きし、最新の動向をお話し頂きます。そして、私立大学でPRや後者のIRに関連した活動を通して大学の発展に尽力されておられる立命館大学の野口様に、その効果についてお話し頂きます。
その後、全体討論を行うことにより、参加者一人ひとりが「IRの深化とIRとの共創」に関して理解を深める場としたいと思います。
本セミナーは大阪大学の教職員を対象として企画しておりますが、他大学や官公庁の皆様にもご参加いただけます。また、大阪大学職員研修としてもご参加いただけます。

第3回人文・社会科学系研究推進フォーラム
地域と共に新しい"ジンブン"力を創造する人社系研究の展開

地域と共に新しい

人文・社会科学系の研究にかかわる研究者、URA、事務系職員、行政機関・資金配分機関の関係者等が集うフォーラムの第3回が、琉球大学にて開催されます。

■日 時:2017年3月3日(金) 13時30分ー18時(13時開場、終了後情報交換会)
■場 所:国立大学法人 琉球大学 研究者交流施設・50周年記念館
■テーマ:地域と共に新しい"ジンブン"力を創造する人社系研究の展開