大阪大学 経営企画オフィス URA部門

研究大学強化促進事業 大阪大学の取り組み

MEXT Program

B3 国際共同研究の奨励と研究者の交流

本学の研究者が国際共同研究を開始する機会(きっかけ)をより多くつかんでいくためには、海外の優れた外国人研究者と直接会って、議論や交流を始めることが必要です。

また、本学にはサバティカル制度(教員の研究能力等の向上を目的として、その職務の全部又は一部を一定期間免除することによって、教員に自己研鑽等の機会を提供する制度)がありますが、このサバティカル制度によって、海外の研究機関等に滞在して共同研究等を行うことを支援することも有効と考えられています。

B3 国際共同研究の奨励と研究者の交流では、「①海外への研究者派遣プログラム/海外からの研究者受入れプログラム」、「②国際合同会議開催支援による更なる研究の国際展開への貢献」、「③サバティカル支援制度」に加えて、URAによる海外調査を補助事業として実施することで、国際共同研究を増加させることを目指しています。

①海外への研究者派遣プログラム/海外からの研究者受入れプログラム
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目的:
国際共著論文の執筆や将来の国際ジョイントラボの設置など、今後の展開が期待できる研究者の海外への派遣、外国人研究者の本学への受入れ計画を支援することで、本学での国際共同研究の機会を増加させること。
担当部署:
国際部国際企画課国際交流係


②国際合同会議開催支援による更なる研究の国際展開への貢献
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目的:
本学と高度な研究を展開している海外の大学や研究機関との間での国際合同会議の開催を支援することで、国際ジョイントラボ、研究者の派遣・受入れなどにつなげ、大阪大学の更なる国際化、研究力の向上を促進する。
担当部署:
研究推進・産学連携部研究推進課専門職員(研究力強化等事務担当)


③サバティカル支援制度(平成27年度~)
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目的:
本学に常時勤務する教員がサバティカル制度(※)を活用し、本学を離れる場合の教育もしくは研究指導の負担の代替措置として、非常勤講師、特任教員等を雇用する際の人件費を支援すること。


※サバティカル制度:教員の研究能力等の向上を目的として、その職務の全部又は一部を一定期間免除することによって、教員に自己研鑽等の機会を提供する制度。

担当部署:
研究推進・産学連携部研究推進課専門職員(研究力強化等事務担当)

取組実績
本事業項目の取組実績は以下のとおりです。
(平成28年度)
①海外への研究者派遣プログラム/海外からの研究者受入れプログラム
平成29年3月31日現在、女性研究者3名の海外研究機関への短期・長期派遣が決定し、順次派遣を行っています。派遣先はロンドン大学やマックスプランク外国私法・国際私法研究所などです。研究者受入れについても、本学の若手研究者ら5名が海外研究機関から研究者を受入れることが決定し、順次受入れを行っています。研究者の派遣元は中国科学院やカリフォルニア大学バークレー校などです。

②国際合同会議開催支援による更なる研究の国際展開への貢献
外国の大学との合同シンポジウムの開催を通じて将来の共同研究やクロスアポイントメント制度などの活用につなげる趣旨の学内助成、国際合同会議助成を実施し、平成28年度前期では6件(文学研究科、法学研究科、言語文化研究科、蛋白質研究所、接合科学研究所)、後期では8件(文学研究科、工学研究科、言語文化研究科、産業科学研究所、接合科学研究所)、計14件の会議を実施した。それらの各相手校の所在地は、米国(4)、英国(3)、中国(3)、台湾(3)、韓国(2)、インドネシア、シンガポール、タイ、オーストラリア、ニュージーランド、オランダ、スロバキア、ドイツ、ノルウェー、フランス、ベルギー、イランの機関であった。実施した14件中4件は、相手機関での開催であった。

③サバティカル支援制度
サバティカル制度を利用する研究者2名の採択が決定しました。海外で活動している期間の非常勤講師等の経費を順次支援しています。

(平成27年度)
①海外への研究者派遣プログラム/海外からの研究者受入れプログラム
若手研究者ら7名をアメリカ(2名)、フランス(2名)、ドイツ、スイス、ポーランドの研究機関に1ヵ月~約1年間派遣するとともに、本学の女性研究者1名がフランスの研究機関に在籍している研究者を約1年間受け入れることを支援しました。

②国際合同会議開催支援による更なる研究の国際展開への貢献
外国の大学との合同シンポジウムの開催を通じて将来の共同研究やクロスアポイントメント制度などの活用につなげる趣旨の学内助成、国際合同会議助成を実施し、平成27年度前期では5件(文学研究科、蛋白質研究所、接合科学研究所、医学系研究科、基礎工学研究科)、後期では7件、計12件を採択し、会議を実施した。それらの各相手校の所在地は、タイ、中国、オーストラリア、アメリカ、ノルウェー、フィンランド、韓国、スリランカ、フランス、イタリア、オランダ、イギリス、スウェーデン、シンガポール、ベルギーであった。実施した12件中9件は、相手機関での開催であった。

③サバティカル支援制度
サバティカル制度を利用する研究者4名を採択し、海外で活動している期間の非常勤講師等の経費を支援しました。

(平成26年度)
若手研究者9名をアメリカ(2名)、イギリス(2名)、オランダ、ベルギー、香港、ノルウェイ、スウェーデンの研究機関に1~3ヵ月派遣するとともに、本学の若手研究者3名がフランス、アメリカ、インドの研究機関に在籍している研究者を1~3ヵ月間受け入れることを支援しました。

また、URAによるアメリカ、イギリス、オランダ、ベルギー、フランス、オーストラリアの大学等の訪問により、クロスアポイントメント制度、研究支援体制および研究評価システムの調査を実施しました。その結果を本部事務機構や関連部局に対して、実務や施策に活かせるように情報提供しました。

(平成25年度)
若手研究者を中心に12名を平成25年12月~平成26年3月に米国(4名)、ドイツ(2名)、英国(2名)、スイス、中国、カナダ、ポーランド(各1名)に1~7週間派遣し、外国人研究者19名を平成25年11月~平成26年3月に英国(4)、フランス(3)、イタリア(2)、インド(2)、ドイツ、ハンガリー、ウクライナ、インドネシア、タイ、マレーシア、ベトナム、中国(各1名)から1~20週間招へいしました。

また、URAによる英国、オランダ、ベルギー、ギリシャ、フランス、ポルトガル、デンマークの大学等の訪問とともに、ドイツに関しては委託により、人文・社会科学分野の研究支援および研究評価システムの調査を実施しました。そして、その結果を関連部局の施策に活かせるように情報提供しました。
2017年6月16日(金) 更新(担当:URA 姚 )