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研究大学強化促進事業(R4年度で終了しました) 大阪大学の取り組み

MEXT Program

B8 学内の研究人材の多様性を活かすための、様々な集まりの場の設定と研究者のマッチング

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 学内の研究人材の多様性を活かすために、様々な集まりの場の設定と研究者のマッチングを行います。
 B8 学内の研究人材の多様性を活かすための、様々な集まりの場の設定と研究者のマッチングでは、「異分野交流会-アカデミックバール」、「人文・社会科学系研究アウトリーチ活動「二頁だけの読書会」」などの取組を進めています。

担当URA:
 ◎佐藤 祐一郎、川人 よし恵


取組実績
 本事業項目の取組実績は以下のとおりです。
(平成29年度)
研究上の発想を柔軟にし、新たな研究アイデアを生み出すには、アカデミア、産業界、外国人、日本人、性別や年代、そして文系や理系などの研究分野の違いを越えて集まる機会を設けることが効果的と考えらます。URAの活動として、そのような様々な場を設定しています。
  1. 大阪大学の研究者が、民間企業(特に中小企業)とのコミュニケーションをはかり、企業が抱える課題に対して、文系の専門知がどのように貢献できるかを検討する場「人文・社会科学系研究から考える企業の課題 対話サロン」を企業と連携して企画し、1回開催しました(12名参加)。研究者にとってこのような異分野・異業種交流が発想の広がりの観点で重要であることが確かめられました。
  2. 大阪大学の研究者が、専門外である市民とのコミュニケーションをはかり、研究上の発想を柔軟にしたり新たな研究アイデアを生み出したりするための場として、研究者自らが出版した書籍に基づく「二頁だけの読書会」を、企業と連携して企画しました。ジェンダー史研究、文化人類学をテーマに2回開催し、それぞれ34名、17名の参加者を得ました。内1回は他大学と連携し、東京で開催しました。同回の模様は新聞9紙に掲載されました。研究者にとって、このような場が研究活動の活性化に効果をもたらすことが確認できました。
  3. 研究者、事務職員、URAが学術政策や大学運営等に関する経験・アイデアを共有する場として異分野交流会を2回開催しました。それぞれ27名、23名の参加を得ました。
  4. 学内外の教員・事務系職員、URA、行政・資金配分機関関係者等を対象として、大学のこれからを考えるために「学術政策セミナー」を3回開催し、134名の参加を得ました。大学経営に関与する様々な立場の人が、同じ空間で議論をすることで、新しい知識を得るだけではなく異なる視点からの意見に触れ、これからの大学を考える場として効果的であることを確認しました。
(平成28年度)
学内の研究人材の多様性を活かすため、様々な集まりの場の設定と研究者のマッチング 研究上の発想を柔軟にし、新たな研究アイデアを生み出すには、アカデミア、産業界、外国人、日本人、性別や年代、そして文系や理系などの研究分野の違いを越えて集まる機会を設けることが効果的と考えらます。URAの活動として、そのような様々な場を設定しています。
  1. 大阪大学の研究者が、専門外である市民とのコミュニケーションをはかり、研究上の発想を柔軟にしたり新たな研究アイデアを生み出したりするための場として、自らが出版した書籍に基づく「二頁だけの読書会」を開催しました。社会言語学、平和研究、言語学をテーマに開催し、それぞれ27名、27名、30名の参加者を得ました。研究者にとって、このような場が研究活動の活性化に効果をもたらすことが確認できました。
  2. 国の政策に基づき研究公募を行う外部資金について理解を深めるため、JST戦略的創造研究推進事業の研究総括・領域アドバイザー経験者を招き、学内の研究者、事務系職員、URAを対象とした「トップダウン型外部資金勉強会」を開催し、30名の参加を得ました。このような場が、研究を推進する人だけでなく、支援する人にとっても研究費の枠組みを知るために効果的であることを確認しました。
  3. 大阪大学の研究者が、民間企業(特に中小企業)とのコミュニケーションをはかり、企業が抱える課題に対して、文系の専門知がどのように貢献できるかを検討する場を、企業と連携して企画し、「人文・社会科学系研究から考える中小企業の経営課題研究会」というプログラムを、試行として1回開催しました。研究者にとってこのような異分野・異業種交流が発想の広がりの観点で重要であることが確かめられました。
  • 学内外の教員・事務系職員、URA、行政・資金配分機関関係者等を対象として、大学のこれからを考えるために「学術政策セミナー」を3回開催し、140名程度の参加を得ました。大学経営に関与する様々な立場の人が、同じ空間で議論をすることで、新しい知識を得るだけではなく異なる視点からの意見に触れ、これからの大学を考える場として効果的であることを確認しました。
  • (平成27年度)
    1. 研究者、事務系職員、URAが学術政策や大学運営等に関する経験・アイデアを共有する場を2回開催しました。第1回には本部事務機構、工学研究科等12部局から30名、第2回には本部事務機構、人間科学研究科等13部局から25名が参加し、業務の専門性や役割の違いを越えて、協力できることを確認しました。
    2. 大阪大学の研究者が、専門外である市民とのコミュニケーションをはかり、研究上の発想を柔軟にしたり新たな研究アイデアを生み出したりするための場として、自らが出版した書籍に基づく「二頁だけの読書会」を開催しました。テーマは日本語学とし、27名の参加者を得ました。研究者にとって、このような場が研究活動の活性化に効果をもたらすことが確認できました。
    (平成26年度)
     研究上の発想を柔軟にし、新たな研究アイデアを生み出すには、アカデミア、産業界、外国人、日本人、性別や年代、そして文系や理系などの研究分野の違いを越えて集まる機会を設けることが効果的と考えられます。URAの活動として、そのような様々な場を以下のように設定しました。
    1. 基礎工学研究科、医学系研究科等の9部局から27名が参加する学内異分野交流会を開催し、各自の専門に関する情報を紹介することによって、融合研究を始めるきっかけを提供しました。
    2. 研究者、事務系職員、URAが学術政策や大学運営等に関する経験・アイデアを共有する場を2回開催しました。第1回には本部事務機構、産学連携本部等5部局から28名、第2回には本部事務機構、工学研究科等5部局から32名が参加し、業務の専門性や役割の違いを越えて、協力できることを確認しました。
    3. 大阪大学の研究者が、専門外である市民とのコミュニケーションをはかり、研究上の発想を柔軟にしたり新たな研究アイデアを生み出したりするための場として、自らが出版した書籍に基づく「二頁だけの読書会」を開催し、第1回は人類学、第2回は臨床哲学とサステイナビリティ・サイエンス、第3回は演劇学をテーマとして、合計91名の参加者を得ました。研究者にとって、このような場が研究活動の活性化に効果をもたらすことが確認できました。
    (平成25年度)
     「二頁だけの読書会(歴史学)」を1回実施してしています。  学内の文系と理系の研究者や事務職員が意見を交換する交流会を3月に開催し、法学研究科、工学研究科、産学連携等の部局・部署から16名が参加しました。
    2018年6月 5日(火) 更新
    ページ担当者:URA福島