大阪大学 経営企画オフィス URA部門

外部資金獲得(URAによる研究者支援)

Grant Support

平成29年度JST戦略的創造研究推進事業「さきがけ」採択 溝端 栄一 講師

2017年10月25日(水) 公開

溝端 栄一 講師 
工学研究科 応用化学専攻(専門分野:構造生物学、X線結晶構造解析)

溝端講師

―この度は、さきがけへのご採択本当におめでとうございます。
さっそくですが、さきがけへの申請に至った経緯などについて教えていただけますでしょうか。

 自分自身が行ってきた研究をさらに発展させていくために十分な研究費を獲得していくことは重要ですので、その目的に合致するさきがけへの申請を検討しておりました。また、さきがけ経験者であった研究室の教授からも、かねてより申請を勧められていました。
 ちょうど今年、自分の研究テーマとマッチする領域が新たに立ち上がりました。これまでの業績や今後の研究計画なども考慮して申請することに決めました。

―当オフィスからは模擬面接実施のご案内をさせていただきましたが、模擬面接について以前からご存じでしたでしょうか。
 8年前に大阪大学に着任した当初から、外部資金獲得のサポートを行う部署があることは伺っていました。
 特に、さきがけ申請に対する支援については、学内で開催されたJST戦略的創造研究推進事業の説明会に出席した際、URAの方から申請書作成支援や模擬面接の案内があったことで知りました。その頃から、面接選考に呼ばれたら模擬面接を活用しようと考えていました。

―面接選考を受けられるうえで、模擬面接は役に立ちましたでしょうか。
 大いに役に立ちました。発表の時間配分や質疑応答など本番に近い状況で行っていただけたのが良かったですし、当日、模擬審査員の先生方からいただいた質問やコメントはプレゼン用のスライド作成の参考になりました。また、模擬面接に申し込むことによって、本番への準備も早めに行うことができたと考えています。
 自分とは異なる研究分野の先生方のご意見をいただける模擬面接の機会はとても有益だと思います。URAの支援に加えて、個人的に相談した異分野の先生にアドバイスを頂いたことで不安を乗り越えることができました。

―模擬面接に対するご意見などありますでしょうか。
 面接そのものに対してではないですが、経営企画オフィスで取りまとめておられる、採択された先生方から伺った面接選考当日の情報などを事前に教えていただけると助かるかも知れません。例えば自分の場合、面接会場には事務の方なども含めて30人近い方がおられて、想像していたより緊迫感のある雰囲気に圧倒されました。また、質疑応答の時間は10分でしたが、あらかじめ準備されていた鋭い質問を次々と受けました。同じ領域でも今年と来年では面接の進め方が変わる可能性がありますが、このような状況を前もって知っておくと実際の面接を受けるうえで参考になるのではないか、と思いました。

―それでは、今後さきがけに挑戦される先生方にメッセージをいただけますでしょうか。
 さきがけは科研費とは異なり、領域という単位で研究が進められ、各領域の方針や戦略目標が明確に定まっています。方針などについては募集要項にも詳細に記載がありますので、よく目を通して申請内容に反映させ、自分の研究計画が領域の方針に沿ったものであることを十分にアピールする必要があると思います。また、自分の場合は申請前に大阪で開催された募集説明会に参加し、研究総括と話をする機会を得ました。説明会の様子は後日JSTのホームページにもアップされるのですが、できれば募集説明会で直接研究総括のメッセージを聴かれる方が良いと思います。
 今回採択された領域には、優れた業績のある多くの研究者が応募していたそうですが、その中で自分が採択されたのは、「領域の方針」と「自身の研究計画」がうまくマッチすることを審査員の方々に理解していただけたからではないか、と考えています。

―大変参考になるコメント、ありがとうございます。
本日はお忙しいところ、インタビューにご対応いただき誠にありがとうございました。

(2017年10月23日、インタビュアー:大屋 知子URA・岩崎 琢哉URA)


2017年10月25日(水) 更新