大阪大学 経営企画オフィス URA×IR大阪大学 経営企画オフィス URA×IR

大阪大学経営企画オフィスに新しいメンバー(阪彩香リサーチ・マネージャー)が着任しました!

大阪大学URAメールマガジンvo.38掲載記事)

阪 彩香(さか あやか)/リサーチ・マネージャー、特任准教授

東京大学大学院新領域創成科学研究科 博士課程修了、博士(生命科学)

博士号取得後、2004年より、文部科学省科学技術・学術政策研究所にて勤務。計量書誌学的アプローチを用いた日本や主要国の研究力モニタリング、ベンチマーキング手法の開発、世界においてホットな研究領域の抽出手法の開発等に従事。2016年11月に大阪大学経営企画オフィス着任。これまでの調査・分析および政策立案者との対話の経験を活かし、大阪大学の研究力強化に貢献したいと考えています。

【ひとことメッセージ】

11月1日に経営企画オフィスに着任しました阪です。これまで約12年間、文部科学省科学技術・学術政策研究所にて、日本の研究活動や日本の大学システム全体の構造を主に計量書誌学的アプローチから分析し、そのデータ等を提示し議論に活用してもらうことで、エビデンスベースでの政策立案に尽力してきました。始めは全く見向きもされない時間を過ごしましたが、地道に政策立案者に話しかけることで"対話"が生まれ、そこで私自身も政策立案の議論を進めるのに資するエビデンスとは何かを思考する経験を積むことができました。特に、「研究論文に着目した日本の大学ベンチマーキング2011」の公表後は、国の政策立案者だけではなく、国内の大学の研究推進に関わる方々と議論する多くの機会を得ました。その中で、現場での研究力強化に関する悩みを聞けば聞くほど、私のこれまでの分析や視点では実際大学が今後どうしたら良いかを議論するのには十分ではないことを痛感してきました。縁あってこのたび大阪大学にて活動する機会に恵まれましたので、これまでの経験を活かし、大阪大学の研究力強化の方針や具体的な施策を議論するにあたり、議論のたたき台となるような、そして気づきをもたらすようなエビデンスとは何かを検討していきたいと考えています。この検討を実りあるものにするために、大阪大学を構成する皆様や取り巻く方々との"対話"を大切にしながら、活動していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

2018年3月24日(土) 更新
ページ担当者:阪