大阪大学 経営企画オフィス URA×IR大阪大学 経営企画オフィス URA×IR

研究大学強化促進事業(R4年度で終了しました) 大阪大学の取り組み

MEXT Program

Bメニュー(後半5年間)
Aメニューと効果的に組み合わせて実施する、その他の研究環境改革の取組

(2) 研究環境の国際化と外国人研究者の支援

2国際共同研究の奨励と研究者の交流[14]

国際共同研究を始める機会を多くすることは、将来の研究力強化に効果があります。そのために、若手及び女性研究者の海外派遣、外国人研究者の受入れを実施します。また、国際合同会議の開催支援やサバティカル制度普及のための支援も実施しています。それに加えて、URAによる海外調査を補助事業として実施することで、国際共同研究を増加させることを目指しています。

1 海外/GKPへの研究者派遣・海外/GKPからの研究者受入れプログラム

B2(2)-1 海外/GKPへの研究者派遣・海外/GKPからの研究者受入れプログラム

目的:

国際共著論文の執筆や将来の国際ジョイントラボの設置など、今後の展開が期待できる研究者の海外への派遣、外国人研究者の本学への受入れ計画を支援することで、本学での国際共同研究の機会を増加させること。

担当部署:
国際部国際企画課国際交流係

 

2 国際合同会議開催支援による更なる研究の国際展開への貢献

B2(2)-2 国際合同会議開催支援による更なる研究の国際展開への貢献

目的:

本学と高度な研究を展開している海外の大学や研究機関との間での国際合同会議の開催を支援することで、国際共同研究、研究者の派遣・受入れ、共同調査などにつなげ、大阪大学の更なる国際化、研究力の向上を促進する。

担当部署:
研究推進部研究推進課研究プロジェクト推進係

3 サバティカル制度普及のための支援

B2(2)-3 サバティカル制度普及のための支援

目的:

本学に常時勤務する教員がサバティカル制度(※)を活用し、本学を離れる場合の教育もしくは研究指導の負担の代替措置として、非常勤講師、特任教員等を雇用する際の人件費を支援することで、海外の研究機関等での研究活動による大阪大学の研究の更なる国際化を図り、研究力強化に資する。
※サバティカル制度:教員の研究能力等の向上を目的として、その職務の全部又は一部を一定期間免除することによって、教員に自己研鑽等の機会を提供する制度。

担当部署:
研究推進部研究推進課研究プロジェクト推進係



取組実績
本事業項目の取り組み実績は以下のとおりです。

(令和3年度)

①海外/GKPへの研究者派遣・海外/GKPからの研究者受入れプログラム

令和3年度は、令和2年度に計画していたものを含めて、海外/GKPへの研究者派遣(6名程度)と海外/GKPからの外国人研究者の受入れ(7名程度)をそれぞれ実施する予定でしたが、コロナ禍に伴う行動制限や渡航制限により、研究者の海外派遣3名の支援に留まりました。

➁国際合同会議開催支援による更なる研究の国際展開への貢献

当初、令和2年度に計画していたものを含めて、15件程度の国際合同会議の開催支援を予定していましたが、こちらも同様に4件の国際会議の実施に留まりました。それらの各相手機関はフランス、タイ、アメリカに所在し、全件オンラインにて開催しました。

③サバティカル制度普及のための支援

サバティカル制度を利用する研究者5名の採択が決定しました。海外で活動している期間の非常勤講師等の経費を順次支援しています。


(令和2年度)

①海外/GKPへの研究者派遣・海外/GKPからの研究者受入れプログラム

令和2年度は、海外/GKPへの研究者派遣(5名程度)と海外/GKPからの外国人研究者の受入れ(10名程度)をそれぞれ実施する予定でしたが、新型コロナウイルスの影響を受けた行動制限や渡航制限によりすべて実施できず、次年度に改めて募集しました。

➁国際合同会議開催支援による更なる研究の国際展開への貢献

当初、15件程度の国際合同会議の開催支援を予定していましたが、こちらも同様に一部が実施困難となり、4件の支援に留まりました。それらの各相手機関はシンガポール、アメリカ、ブラジル、中国に所在しています。オンライン等で代替できない国際会議については、次年度に実施する予定です。

③サバティカル制度普及のための支援

令和2年度は、3件程度のサバティカル制度の支援を予定していましたが、新型コロナウイルスの影響を受けて、2件の支援に留まりました。採択が決定した研究者については、海外で活動している期間の非常勤講師等の経費を順次支援しています。


(令和元年度)

①海外への研究者派遣/海外からの研究者受入れプログラム

若手・女性研究者を含む4名を米国(2)、英国、フランスの大学や研究機関へ派遣するとともに、米国(2)、ドイツ、南アフリカ、中国、英国、オランダからの外国人研究者7名の受け入れを支援しました。

②国際合同会議開催支援による更なる研究の国際展開への貢献

外国の大学との合同シンポジウムの開催を通じて将来の共同研究やクロスアポイントメント制度などの活用につなげる趣旨の学内助成、国際合同会議助成を実施し、令和元年度は18件の会議を支援しました。それらの各相手機関は中国、韓国、フィリピン、英国などに所在し、実施した18件中5件は、相手機関において開催しました。

③サバティカル制度普及のための支援

サバティカル制度を利用する研究者3名の採択が決定しました。海外で活動している期間の非常勤講師等の経費を順次支援しています。


(平成30年度)

①海外への研究者派遣/海外からの研究者受入れプログラム

若手・女性研究者4名をドイツ、英国、アイルランド、米国の大学や研究機関へ派遣するとともに、英国(2)、ドイツ、エジプトからの外国人研究者4名の受け入れを支援しました。

②国際合同会議開催支援による更なる研究の国際展開への貢献

外国の大学との合同シンポジウムの開催を通じて将来の共同研究やクロスアポイントメント制度などの活用につなげる趣旨の学内助成、国際合同会議助成を実施し、平成30年度は19件の会議を支援しました。それらの各相手機関は米国、ベトナム、フィリピン、台湾、オーストラリア、ドイツ、チェコ、英国などに所在し、実施した19件中10件は、相手機関において開催しました。

③サバティカル制度普及のための支援

サバティカル制度を利用する研究者2名の採択が決定しました。海外で活動している期間の非常勤講師等の経費を順次支援しています。

2022年11月30日(水) 更新
ページ担当者:URA 尾瀬