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Horizons for Social Sciences and Humanities参加報告 ~人文・社会科学研究を取り巻く状況に関する欧州初の全体会議が開催されました。(2013年9月23日・24日)

大阪大学URAチームの2名のメンバーが、9月23日・24日に欧州連合の議長国であるリトアニアの首都ビリニュスで開催された国際会議、Horizons for Social Sciences and Humanitiesに参加しました。


この会議の参加者は、約30カ国から集まったおよそ400名の人文・社会科学研究者やリサーチ・マネージャー、助成機関関係者、政府関係者ら。2014年から始まる欧州連合の研究とイノベーションへの投資計画Horizon2020の三本柱の一つ・Societal Challenges(社会的課題)において義務付けられた、人文・社会科学分野(SSH)といわゆる理系分野との統合に関して熱い議論が展開されました。二日間の会議の終わりには、欧州の人文・社会科学の多様性を尊重するとした上で、それらの研究がHorizon2020に参画していく意義等をまとめたビリニュス宣言が発表され、リトアニアの教育科学大臣に手渡されました。この宣言は、Horizon2020での人文・社会科学の扱いに関する基本的な指針となっていくようです。


この国際会議およびビリニュス宣言についてはこちら
http://horizons.mruni.eu/


大阪大学URAチームは、今後もこうした動きに着目しながら、欧州の人文・社会科学分野の関係者と情報交換を進めていきます。



この国際会議の視察報告会を以下の通り開催します(学内向け・事前申込不要)。
・日時:2013年10月25日(金)15時45分~17時ごろ
・場所:吹田キャンパス テクノアライアンス棟1F交流サロン
http://www.uic.osaka-u.ac.jp/access/index.html
・主な対象:大阪大学で人文・社会科学の研究や研究推進・支援に関わる方々
・内容: 欧州では、各国レベルで、また、欧州連合レベルで、人文・社会科学研究の現状および今後について活発に議論が行われています。この9月には、2014年から始まる欧州連合の新しい研究助成フレームワークプログラムHorizon2020における、人文・社会科学研究の関与について議論する国際会議が、9月下旬にリトアニアで開催されました。本会議を視察したURAが、会議内容等を報告します。


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大阪大学URAメールマガジンvo.1掲載記事)

2017年3月26日(日) 更新
ページ担当者:川人