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大阪大学URAチームに新しいメンバー(高野誠シニア・リサーチ・マネージャー)が着任しました!

大阪大学URAメールマガジンvo.19掲載記事)

member_takano.jpg 高野誠シニア・リサーチ・マネージャーのプロフィール等はこちら



4月1日に大型教育研究プロジェクト支援室に着任しました高野です。
これまでは企業の研究開発部門、研究企画部門、事業運営部門などの組織で、その実務と組織運営に携わってきました。
大学は学生時代以来、ということになります。勝手がわかっておりませんが、皆様どうぞよろしくお願いいたします。



私がこれまで携わってきた企業の組織と大阪大学の組織を比較すると、研究開発部門は学部や大学院に、研究企画部門は研究推進部や大型教育研究プロジェクト支援室に通じるところがあると思います。一方、事業運営部門は一言で言うと「利益(お金)」を追求することを目的とする組織になりますから大阪大学には類似する組織はないのでしょうか。



もしそうだとすると、読んで頂く方々の興味から少し外れるのかもしれませんが、「利益」をキーワードに少しご挨拶を続けさせて頂きたいと思います。



企業にとっては、そのステークホルダー(お客様、株主、社員)に「価値を提供すること」が重要で、かつそれをし続ける為に「利益を出すこと」が重要です。この両者を同時に実現するには微妙なバランス感覚が求められます。例えばソフトウェアを開発するときには品質とコスト(結果的に利益)のバランスを取る必要があります。潜在する欠陥(バグ)がより0に近い方がお客様にとっては良いのですが、コスト抑制と相反するため、0に近い「良い加減」にしておく必要があります。



企業におけるほとんどすべてのプロジェクトにはこの様な「良い加減」が求められます。結果として「良い加減」にするためにはプロジェクトの初期段階からそうなるように計画し、計画通りにプロジェクトを進める必要があります。この為にプロジェクトマネジメントなるものが重要と言われています。私自身プロジェクトマネジメントに長く携わってきました。



今後は、このプロジェクトマネジメントの経験を大型教育研究プロジェクト支援室の業務に生かし、限られたリソースの中で最大の効果を出せるよう工夫し、大阪大学の発展に少しでも多く貢献するよう取り組んでまいります。
皆様、ぜひよろしくお願いいたします。



(高野 誠/大阪大学大型教育研究プロジェクト支援室URAチーム)

2018年3月24日(土) 更新
ページ担当者:高野