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参加者募集第4回JINSHA情報共有会「研究推進・支援に役立つ資料リスト2018を作ろう--視野を広げ、より良い仕事をするための知識とは」【「人文・社会科学系分野を入り口に」編】

「知識」は、技能とともに仕事の質を大きく左右しますが、研究推進・支援業務に関する知識は体系的に整理されているとは言えず、参照すべき情報源を自分だけで探索していくのは容易ではありません。

今回の情報共有会(図1)では、国内外の研究推進・支援の議論においてこれまで取り上げられる場面が少なかったと思われる人文・社会科学系分野を入り口に、そうした業務に(も)携わる/興味のある人たちが視野を広げ、より良い仕事をするための知識がつまった資料の情報をお互いに出し合うことでリスト化を試みます。更なる知識の獲得・活用に関して、それぞれに豊富な経験をお持ちのシニアゲストお二人から助言をいただく時間も設けます。

上記のような設定で実用的なリストを作成・共有することが第一の目的ですが、人文・社会科学系の研究推進・支援に役立つ知識と言えど他分野の研究推進・支援にも汎用性が高いものや、更なる形式知化が必要とされるテーマなどが浮き彫りになる可能性もあります。各個人や組織における今後の業務発展の一つのきっかけとして、そして何より日々の実務の充実のために、今回の情報共有会の場を一緒につくり・活用してくださる方の参加をお待ちしています。

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1.実施概要

日時:2018年6月29日(金)15時〜17時。終了後、19時頃まで豊中キャンパス内にて会費制交流会。

場所:大阪大学豊中キャンパス サイエンス・コモンズ サイエンス・スタジオA(マップはこちら

ゲストコメンテーター
・三成賢次氏(大阪大学大学経営総括理事)
大型プロジェクトマネジメント経験のある教員として/部局長経験者として/組織としてのURAの活用を考える立場から
・池田雅夫氏(RA協議会副会長、大阪大学産学共創本部シニア・リサーチ・マネージャー)
日本のURAの先駆者として、文部科学省やRU11の委員会等でURAのスキルに関する検討をしてきた立場から

対象・定員:全国の大学・研究機関等で、人文・社会科学系研究推進・支援業務に(も)携わる/興味のあるURAや教職員の方30名(大阪大学内外からの参加を歓迎)。

内容
・趣旨説明
・参加者全員による「人文・社会科学系研究推進・支援に(も)役立つおすすめ資料」プレゼン
・質疑応答・ディスカッション
・ゲストコメンテーターより講評
・まとめ

参加申込方法
・2018年6月22日(金)に参加申込受付を締め切りました。たくさんの方々に参加登録いただき、ありがとうございます。

参加者の方に協力をお願いしたいこと
・上記ウェブフォームからの参加登録完了後、事務局からの連絡に応じて、各参加者が有用だと考える資料(下方2も要確認)の情報を1〜5件登録してください。
・情報共有会の当日、事前に登録した資料のうち、特に他の参加者と共有したい1点について、2分以内で発表をお願いします(PPTスライド2枚以内)。印刷等の準備のため、発表スライドは前日までに事務局までメールでお送りください。

参加費:無料(情報共有会終了後の交流会は会費制)

主催:大阪大学経営企画オフィスURA部門、人社フォーラム運営ネットワーク

問合せ先:大阪大学経営企画オフィスURA部門(担当:川人)
kawahito★lserp.osaka-u.ac.jp(★を@に)

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第4回JINSHA情報共有会チラシ(PDF:980KB


2.情報共有の対象とする資料

人文・社会科学系研究推進・支援業務に(も)携わる/興味のあるスタッフが視野を広げ、より良い仕事をするために、直接的/間接的に役立つと思われるもの全般

資料形態例:書籍、論文、ウェブサイト、報告書、プレゼン資料など(今回は、公開されている(何らかの方法で閲覧できる)ものを対象とします)

言語:日本語または英語

テーマ分類と具体的な業務例(暫定):2014年3月に東京大学が公表した「URAスキル標準(2013年度版)」のリサーチ・アドミニストレーターの業務内容に準拠
(1)研究戦略推進支援業務:政策情報等の調査分析、研究力の調査分析、研究戦略策定
(2)プレアワード業務:研究プロジェクト企画立案支援、外部資金情報収集、研究プロジェクト企画のための内部折衝活動、研究プロジェクト実施のための対外折衝・調整、申請資料作成支援
(3)ポストアワード支援:研究プロジェクト実施のための対外折衝・調整、プロジェクトの進捗管理、プロジェクトの予算管理、プロジェクト評価対応関連、報告書作成
(4)関連専門業務:教育プロジェクト支援、国際連携支援、産学連携支援、知財関連、研究機関としての発信力強化推進、研究広報関連、イベント開催関連、安全管理関連、倫理・コンプライアンス関連
(5)その他:様々な業務に汎用的な知識・ノウハウ、研究成果発表、若手支援、異分野交流・連携、個別分野や大学運営への理解促進など

備考:情報共有された資料の書誌情報等を整理した「人文・社会科学系研究推進・支援に(も)役立つ資料リスト2018」は、参加者間で共有するだけでなく、ウェブ上での公開やRA協議会年次大会等での発表の可能性もあることを前提に、資料選定をお願いします。


*JINSHA情報共有会とは

(JINSHA: Japan Inter-Institutional Network for Social Sciences, Humanities and Arts)
複数大学のURA連携による人文・社会科学系研究に関する小規模な研究会。2017年度から不定期に開催している。
開催履歴・予定は以下の通り。
第1回「佐和隆光先生講演会&ディスカッション」(京都大学、2017年6月)
第2回「人文社会科学系研究者をプロデュースする:個が輝く取り組み」(早稲田大学、2017年9月)
第3回「TSUKUBA index Web公開記念シンポジウム」(筑波大学、2017年12月)
第4回 本企画(大阪大学、2018年6月)
第5回 RA協議会第4回年次大会セッション「SDGsのその先へ~社会とアカデミアの応答を生み出すための5つの質問~」(2018年9月)

2018年9月26日(水) 更新
ページ担当者:URA川人