大阪大学 経営企画オフィス URA部門

【りそな銀行・大阪大学】経営者・研究者の やや回り道 対話サロン「人材育成・活用を文化人類学研究者と考える―"呪術"との向き合い方を手掛かりに」を開催します

りそな銀行と大阪大学は、企業経営者の方々が経営課題を解決していく際の第一歩として "課題を捉える視点"がキーになると考え、新たな視点探索のための対話サロンを企画しました。この対話サロンでは、毎回ひとつの経営課題をテーマに設定し、それと一見関係がなさそうな研究に取り組んでいる大阪大学の研究者(ゲスト)からの話題提供を基に、新たな視点で課題を見つめます。解決策に直行するのでなく、経営者・研究者がディスカッションを通じて課題そのものを捉え直そうと試みるプロセスは、一見遠回りに見えますが、予想外の気づきをもたらす可能性が期待できます。

今回取り上げる経営課題は「人材育成・活用」で、特に"多様な価値観に向き合う力"に着目します。


ゲストには文化人類学研究者の白川千尋氏(大阪大学人間科学研究科 教授)を迎え、自身の国際医療協力活動や対象地域でのフィールドワークの事例から、他者を理解するための方法や、マラリア対策普及の際にその阻害要因となる伝統医療=呪術と向き合った経験等について話題提供いただきます。

組織においても、呪術的なもの(ある人にとっては合理的根拠のない知識・行為だが、別の人にとっては理にかなっていて信頼に値するもの)と向き合うことが求められる場面は珍しくないのではないでしょうか。対話サロンでは、ゲスト・参加者の双方向の対話やグループワークを通じて、多様な価値観をどう理解し・活かすのかという観点から、人材育成・活用という課題を見つめなおします。

経営課題を捉える新たな視点にふれてみたいという、企業経営者の皆様の参加をお待ちしています。課題解決のための直接的な方策提示を目的とするものではない点にご留意ください。

<ゲストからのメッセージ>
文化人類学は一般に異文化理解・他者理解の学と呼ばれています。自分の文化とは違う文化、自分とは違う他者の価値観や考え方などをどのように理解すれば良いのか。文化人類学では、フィールドワーク(現地調査)を通じて異文化や他者と深くつきあいながら、この問いに対する答えを探ります。ただ、異文化や他者への理解が深まるとともに、自分が常識だと思っていた価値観や考え方が揺るがされ、自文化や自分自身の理解も深まったり広がったりします。その意味では、文化人類学は自文化理解・自己理解の学とも言えるかもしれません。そんな学問の一端を呪術(伝統医療)の例を取り上げながら紹介するとともに、人材育成・活用という経営課題とどのように切り結ぶのかを皆さんと考えてみたいと思います。この経営課題を考えるための新たな切り口がみつかるとともに、私の知らなかった文化人類学の新たな一面がみつかることも期待しています。
(白川千尋/大阪大学人間科学研究科 教授)

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(写真は第1回実施風景)


やや回り道対話サロン「人材育成・活用を文化人類学研究者と考える―"呪術"との向き合い方を手掛かりに」の実施概要


●日時:2018年11月13日(火)17時−20時30分(開場16時30分、19時から会費制交流会)

●場所:大阪大学中之島センター3F講義室301
http://www.onc.osaka-u.ac.jp/others/map/index.php

●ゲスト:文化人類学研究者 白川千尋氏(大阪大学人間科学研究科 教授)

●ファシリテータ:藤原 明氏(りそな総合研究所リーナルビジネス部長)

●プログラム:
 (1)趣旨説明、「人材育成・活用」にまつわる課題について一般的な理解を共有
 (2)白川千尋氏による文化人類学研究からの話題提供:国際医療協力活動・フィールドワークを例にした他者理解の方法について
 (3)質疑応答・グループワーク
 (4)飲食付き交流会・全体ディスカッション

●対象・定員:企業経営者またはそれに類する方10名(先着順、定員になり次第受付終了)

●申込方法:
10月24日(水)9時から、このホームページ上で参加申込み受付を行います。
(申込受付が始まったら以下のバナーがクリックできるようになります)。
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●交流会会費:2,000円(実費)

●主催:株式会社りそな銀行、大阪大学経営企画オフィスURA部門

●問合せ先:大阪大学経営企画オフィスURA部門(川人)info-ura★lserp.osaka-u.ac.jp(★を@に)

【りそな銀行・大阪大学】経営者・研究者の やや回り道 対話サロン 実施日程


2018年10月14日(日) 更新
ページ担当者:URA川人