大阪大学 経営企画オフィス URA×IR大阪大学 経営企画オフィス URA×IR

大阪大学URAからみなさんへの最新のお知らせをお届けします。

二頁だけの読書会vol.4「現代スペインの劇作家 アントニオ・ブエロ・バリェホ 独裁政権下の劇作と抵抗 『ラス・メニーナス』などにみる、観客を取り込む戦略的舞台演出と、隠された抵抗

本のとある見開き二頁をきっかけに、大阪大学の研究成果を参加者のみなさんと分かち合い、学び合うプログラムです。

大阪大学の研究者が参加者の方々とのコミュニケーションを通じて、研究上の発想を柔軟にしたり新たな研究アイデアを生み出すことを期待し、文部科学省「研究大学強化促進事業」の一環として実施するものです。

第1回人文・社会科学系研究推進フォーラム「人文・社会科学系研究推進に必要な共通基盤整備を考えよう」を開催します。(2014年12月22日)

人文・社会科学系の研究にかかわる研究者とURA<大学(研究機関)におけるリサーチ・アドミニストレーター>、事務系職員等がともに議論し、考え、行動することで、互いにエンカレッジしながら、より良い研究推進のあり方を模索するフォーラムを、大阪大学・筑波大学・京都大学が連携して開催いたします。日本のURAが組織の枠をこえてつながり「人社系研究に対して自分たちは何ができるのか」と活発に議論するなか、こうした場が生まれました。

【学内向け】数学と異分野(物理、情報、生命など)連携に関する入門セミナーを開催します(2014年12月16日)

近年、イノベーションへ向けての国家科学技術政策として、数学と異分野の連携強化が図られています。大阪大学も国家的要請を受け取るべく、関連活動の「見える化」を図ることが必要です。本セミナーは、本学での当該研究の「見える化」を促進するための入門編として開催いたします。今回は、東北大学教授の西浦廉政先生をお招きして、先生ご自身の非線形数学のご研究内容に加えて、研究者コミュニティを指導・先導されてきたご経験を踏まえて、数学と異分野の研究連携の重要性、面白さと難しさについてお話しいただきます。若手・中堅の積極的な当該分野への新規参入を期待するエールを送っていただくこと、さらにマネージャクラスに向けて連携研究企画推進へのご教示をいただくことを目的としてセミナーを企画いたしました。全体像を把握していただくために、多少欲張りな企画になっています。

全学的に馴染がない分野なので、なかなか取りつきにくいと思います。そういう状況を理解した上での、初めての試みです。まずは西浦先生のお話をお聞きすることにより、数学と異分野の連携がどういうものかについての感触を掴んでいただくのがよいと思います。

ふるってご参集・聴講いただきますようお願いいたします。



数学と異分野(物理、情報、生命など)連携に関する入門セミナーの実施概要
Prof_Nishiura_Lecture_Invitation_20141216.jpg セミナーチラシ(PDF)


●講師
 東北大学 WPI-AIMR 教授 西浦 廉政 先生 (にしうら やすまさ) ご略歴等はこちら
 Professor Yasumasa Nishiura (WPI-AIMR Tohoku Univ.)
●日時
 2014年12月16日(火) 4限 14:40~16:10 多少の延長の可能性あり
 Period 4, 14:40-16:10, Dec 16, 2014 (Tuesday)
●場所
 豊中キャンパス 基礎工学研究科 国際棟(シグマホール)
 Sigma Hall, Toyonaka
●演題
 『数学と異分野の連携:いくつかのケーススタディで見るそのおもしろさと難しさ』
 "Collaborations among mathematics and all other scientific research fields, for example material science" (tentative)
 連携研究と若手研究者のチャレンジへの期待
 "Merits of collaboration and recommendation of young scientist's big challenges"
●対象
 特に 若手研究者+ シニア教員 + 研究企画推進担当を基本とし、どなたでも。
 理工系ばかりでなく、医歯薬系、人文・社会科学系すべてが対象。
  for young and senior scientists and planning officers in all research fields
●言語
 日本語、 in Japanese
●内容
 ・数学と異分野の研究連携(応用数学として)
  異分野:物質科学、情報学、ライフサイエンス・・・
 ・異分野連携に期待すること
  国レベルの期待、数学界からの期待、異分野側からの期待
 ・国の応用数学振興策のうち CREST、さきがけの設定について
  中堅研究者、若手研究者のチャレンジへの期待
  応募の薦め
 ・文科省 数学イノベーション事業等について
  特に 数学と材料科学の連携(東北大WPI-AIMR)やリーディング大学院(東北大、北大)などについても



 ご講演の目安の時間割り振りとして、西浦先生のご自身のお仕事1/3、振興政策1/3、若手への期待1/3、程度でお話していただきます。先生のご専門は非線形数理です。
 Three parts of lecture: government policy, challenges and Nishiura's work.


●主催
 基礎工学研究科 未来研究推進センター
 大型教育研究プロジェクト支援室(URAチーム)
 未来戦略機構 次世代研究型総合大学研究室
工学研究科 戦略支援部
●後援
 未来研究イニシアチブ 関連研究グループ
理学研究科 理論科学研究拠点


【聴講申込み先: Entry for participation; on site acceptable】
 当日も受付けますが、聴講されたい方は、お名前、所属、役職(学生は専攻)、連絡先メールアドレスを、整理の都合上、できるだけ12月10日(dead line Dec 10)を目途に下記までメールにてご連絡ください。
mailto: toukatujimu-rep@ml.office.osaka-u.ac.jp


【文科省 数学イノベーション戦略について】  平成24年8月7日に中間報告がでています。下記URLを参照ください  http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu17/002/houkoku/1325349.htm



【世話人代表(高尾正敏) コメント】
 西浦先生は、純粋数学研究で大きな成果を出しておられますが、10 年ほど前から、我が国では、数学と異分野(物理学、情報学、機械工学、応用物理学、ライフサイエンス、経済学、等々)との連携について、欧米に比べてその例が少ないことを気にされて、数学と異分野の連携に関する様々な活動をされてきました。何人かの同志と一緒に文科省や総合科学技術会議に働きかけられ、数学と異分野連携についての具体施策を実現されてきています。北大数学連携センター、東北大WPI-AIMR、文科省数学イノベーション事業や、いくつかの大学での応用数学の教育研究センターの設置へつながる仕掛けを構築されてきました。今回はそれらの政策的な面のほか、JSTのCREST・さきがけの研究総括を務められたご経験を踏まえて、異分野との連携チーム研究の重要性や、さきがけ、CREST への応募を通じて若手・中堅研究者の連携研究への参入を期待してのご教示をいただくご講演をお願いいたしました。
 世話人(高尾)とは、企業在籍中から様々なご相談に乗っていただいていた旧知の関係にあります。 西浦先生が関連の数学者とご一緒に、国際高等研究所に於いて数学と異分野との連携策について研究会をされていたときには、世話人も傍聴させていただきました。また先生のご配慮で、北大電子研の客員も務めさせていただきました。

文部科学省「リサーチ・アドミニストレーター(URA)を育成・確保するシステムの整備」(リサーチ・アドミニストレーションシステムの整備)事業進捗状況評価結果が公表されました

 大阪大学は、文部科学省「リサーチ・アドミニストレーターを育成・確保するシステム整備」(リサーチ・アドミニストレーションシステムの整備)事業の平成24年度開始機関として選定され、3年度計画のもとに学内の制度、組織の整備を進めるとともに、研究支援活動を行なっています。


 この活動の平成24年度〜25年度の進捗状況評価の結果が文部科学省から公表されました。今回、大阪大学は「事業全体として順調に進展しており、他機関の参考となる先進的取組が進展しているなど優れた進捗状況と判断する」という評価をいただきました。この評価にリサーチ・アドミニストレーター及び関係者一同は大きな励ましをいただいたと感じています。


 ただ、「大学本部のURAと部局のURAとの関係、URAの昇任と評価の制度設計については、一層の整備を期待したい」というコメントもありました。これらの点については、今年度重点的に取り組んでおり、順次、本メルマガ等でもご報告できると思っていますので、ご期待ください。


 今後も、今回の文部科学省の評価コメントを始めとする学内、学外からのご意見に注意しつつ、大阪大学の研究活動の一層の活性化に貢献することを目指して、リサーチ・アドミニストレーターのシステムの整備を進めてまいります。
 引き続きご指導とご協力をお願いいたします。


事業進捗状況評価についての詳しい情報は次の文部科学省のホームページをご覧下さい。
http://www.mext.go.jp/a_menu/jinzai/ura/detail/1352470.htm





大阪大学URAメールマガジンvol.13掲載記事)

第8回科学技術政策セミナー「研究助成機関における戦略と大学における研究・実務とのつながり」を開催します。(2014年11月14日)

本セミナーはこれまで国の科学技術政策を推進する上で注目されている話題に焦点をあて数ケ月に一度程度開催して参りました。特に第5回-6回では、科学技術政策の土台となる科学技術基本計画の策定や各省庁における政策立案及び策定プロセスについて、現場で政策立案に携わってきた方々をお招きし、講演をしていただきました。第7回は省庁に出向した或いは省庁から転職した方などの経験談をうかがい「大学からみた科学技術政策」について考えてまいりました。
今回は、国の研究助成機関において戦略を考える部署の方をお招きし、戦略目標を検討するプロセスなどをうかがいながら大学の実務とどう関係するのかについて参加されたみなさんと対話型で議論を進めたいと思います。ご関心のある方々が幅広く参加して下さると幸いです。今回は、終了後に情報交換会を実施するため、下記申込み先まで事前の参加申込みをお願い致します。



主催:大阪大学大型教育研究プロジェクト支援室

共催:公共圏における科学技術・教育研究拠点(STiPS)

対象:研究者・事務職員・URA業務に関心のある方

第8回 開催概要 「研究助成機関における戦略と大学における研究・実務とのつながり」

・日 時:2014 年(平成 26 年)11月14日(金)17時30分〜19時30分、終了後に情報交換会を予定

・場 所:吹田キャンパステクノアライアンス棟 1F 交流サロン

・言 語:日本語

・備 考:要事前申込


・内容:

第一部(17時30分〜19時30分)
  話題提供1:「我が国の科学技術をとりまく現状と研究開発戦略」
   中山智弘((独)科学技術振興機構 研究開発戦略センター 企画運営室長)
  話題提供2:「助成機関における戦略立案:NEDOの事例」(仮題)
   白川展之((独)新エネルギー・産業技術総合開発機構 技術戦略研究センター 研究員)
  コメンテーター
   細野光章(東京工業大学研究戦略推進センター 特任准教授)


第二部(19時30分〜21時)
  情報交換会 参加費500円 




・申込み方法・問合せ先
事前の参加申込が必要です。
以下のメールアドレスまで、所属、役職、名前、参加を希望される部(第一部、第二部)をお知らせください。
 大型教育研究プロジェクト支援室(担当:福島)
 メール:seminar-ura@lserp.osaka-u.ac.jp / 電話:06-6879-4825

「第4回URAシンポジウム・第6回RA研究会合同大会」開催報告―URAコミュニティの集いの場を考える

2014年10月 1日(水) 公開 , ,

 文部科学省「リサーチ・アドミニストレーターを育成・確保するシステム整備」(リサーチ・アドミニストレーションシステムの整備)事業(以下:URAシステム整備事業)実施機関の活動の成果発信とリサーチ・アドミニストレーション実務者が中心に集まり情報交換、ディスカッションすることを目的とする「第4回URAシンポジウム」が、RA協議会設立準備委員会が主催する「第6回RA研究会」と昨年に引き続き合同大会として9月17日、18日の2日間、北海道大学学術交流会館で開催され、全国からリサーチ・アドミニストレーターや事務系職員等の研究支援関係者が一同に会しました。
 会議全体の参加者数は昨年より少し多い510名、所属機関数は125機関と報告されています。会場の大きさの都合で定員数を限定せざるを得なかったようですが、参加募集を始めてから申込が定員に達したのが早かったそうで、この大会に対する関心と期待が年々高まっていると言えます。

外国人研究者向け科研費説明会を開催しました。(2014年9月24日、吹田キャンパス)/KAKENHI "Grant-in-Aid for Scientific Research" Seminar for International Researchers was held at Suita campus (September 24, 2014)

大阪大学研究推進部研究推進課と大型教育研究プロジェクト支援室は、学内の外国人研究者とその支援者に向けて英語による科研費説明会を開催しました。
科研費審査員経験のある教員による科研費の説明や申請書の書き方指南、科研費獲得経験のある外国人教員からのアドバイス、URAによる英語科研費情報の紹介を行いました。外国人研究者や支援者24名が参加し、そのほとんどの研究者が科研費を申請予定だということで、活発な質疑応答が交わされました。またセミナー後の個別相談でも、研究推進課職員とURAが連携して研究者の疑問などに対応しました。
日本語に不自由な海外からの研究者が少しでも科研費に申請しやすい環境づくりにつながればと思っています。



Research Promotion Division (KENSUI) and Support Office for Large-Scale Education and Research Projects held KAKENHI "Grant-in-Aid for Scientific Research" Seminar for International Researchers in English on September 24th at Suita campus. Twenty four participants including international researchers and their supporters learned,
 ・KAKENHI system and how to write good application by Osaka University professor.
 ・Advice from an international researcher who has experience with KAKENHI
 ・Summary of available KAKENHI information in English by University Research Administrator(URA)
Researchers who plan to apply for KAKENHI actively participated to question and answer session and received additional information. Moreover, following the seminar, participants could have a consultation with University Research Administrators(URAs) and administrative staff of Research Promotion Division.
We expect that this seminar will help international researchers to increase their chance to apply and get KAKENHI.



20140924_KAKENHIseminar.JPG 20140924_KAKENHIseminar2.JPG

これさえ読めば外国人研究者もスタートラインに立てる!科研費英語申請サポートコンテンツを公開しました(学内専用)/Useful Information on the Grants-in-Aid -KAKENHI- FY2015(Only Available to Osaka Univer

大阪大学URAチームおよび同研究推進部研究推進課が協力して、本学の外国人研究者およびその支援者向けに、科研費英語申請のためのコンテンツを作成しました(学内専用)


◎Useful Information on the Grants-in-Aid -KAKENHI- FY2015(マイハンダイへのログインが必要)
https://my.osaka-u.ac.jp/admin/kensui/kakenhi/useful_info2015


外国人研究者ならではの"分からないポイント"を押さえ、科研費申請のスタートラインに立つために必要な情報をコンパクトにまとめた他、どこよりもはやい公募要領英語版(阪大バージョン)、研究者と支援者のための便利な日英対訳用語集等、役に立つ情報が満載です。ぜひご活用ください。



The URA team and the Research Promotion Division of Osaka University are happy to announce that Useful Information on the Grants-in-Aid -KAKENHI- FY2015 is now available on My Handai for international researchers and their supporters.


◎Useful Information on the Grants-in-Aid -KAKENHI- FY2015
Only Available to Osaka University researchers (Login to My Handai is required)
https://my.osaka-u.ac.jp/admin/kensui/kakenhi/useful_info2015


All the information on the web page was specially selected for international researchers who plan to challenge the KAKENHI.
This page includes a number of very important documents such as "how to apply for the KAKENHI", "Major changes for FY2015", "Application Procedures for Grants-in-Aids for Scientific Research-KAKENHI- for FY2015" (tentative version by Osaka University. Only available here until the official English guideline comes out!!) .
Please make full use of these information for your successful KAKENHI applications.

二頁だけの読書会vol.3「対話ってなんだろう―臨床哲学とサステイナビリティ・サイエンスの現場から考える―」を開催します。(2014年9月10日)

本のとある見開き二頁をきっかけに、大阪大学の研究成果を参加者のみなさんと分かち合い、学び合うプログラムです。

大阪大学の研究者が参加者の方々とのコミュニケーションを通じて、研究上の発想を柔軟にしたり新たな研究アイデアを生み出すことを期待し、文部科学省「研究大学強化促進事業」の一環として実施するものです。

文部科学省ウェブサイトでURAの「スキル標準」及び「研修・教育プログラム」に関する報告書が公開されました

2014年7月29日(火) 公開 , ,

文部科学省の「リサーチ・アドミニストレーターを育成・確保するシステムの整備」事業として平成23年度から平成25年度に行なわれた「スキル標準の作成」及び「研修・教育プログラムの作成」の成果報告書が文部科学省ウェブサイトで公開されましたので紹介します。


「スキル標準」はURAの業務として一般に想定される内容ごとに必要な実務能力を明確化・体系化した指標です。成果報告書ではURAの機能を22項目のスキルに整理し、それぞれの指標が上級、中級、初級の3段階のレベルに分けて示されています。さらに、各スキルのレベルごとに実績と能力がチェックできるスキルカードも作成されました。これはURA自身にとってはスキルアップの参考になり、また大学にとってはURAの組織作りや目標作りの参考になるものです。


「研修・教育プログラム」の成果報告は上のスキル標準を踏まえて作成された汎用性のある教材の形になっています。内容は初・中級レベルを対象としており、入門2科目、共通10科目、専門10科目の3カテゴリーに分かれていて、URA個人や組織で使用するときに、必要に応じて科目を選択できるようになっています。
このプログラムの作成には大阪大学から宮田URAと岩崎URAが作業に参加し、3科目の教材執筆を担当しました。


「スキル標準」・「研修・教育プログラム」ともに対象として広い範囲のURA、組織を想定しており、活用の仕方の説明もありますのでご一読をお勧めします。
この報告書は文部科学省ウェブサイトの下記に掲載され、ダウンロードできます。
○スキル標準
http://www.mext.go.jp/a_menu/jinzai/ura/detail/1349663.htm
○研修・教育プログラム
http://www.mext.go.jp/a_menu/jinzai/ura/detail/1349660.htm





大阪大学URAメールマガジンvol.10掲載記事)