大阪大学 経営企画オフィス URA×IR大阪大学 経営企画オフィス URA×IR

本学の研究推進体制及び機能の強化のための業務を行います。

RA協議会第7回年次大会の大阪大学セッション「若手研究者支援の塩梅を考える」実施報告・講演録公開

◎以下のセッションの実施概要記事は、大阪大学URAメールマガジンvol.74より転載しました。

RA協議会第7回年次大会セッション「若手研究者支援の塩梅を考える」実施報告

坂口愛沙/大阪大学大学院理学研究科 企画推進本部 助教

2021年9月15日、RA(リサーチ・アドミニストレーション)協議会第7回年次大会にて「若手研究者支援の塩梅を考える」というタイトルでオンラインによるセッションを行いました。セッションの前半では、文部科学省でJST創発的研究支援事業の設計に携われた池田宗太郎さん、シンガポール国立大学でテニュアトラック制度によりテニュア研究者になられた遠山祐典さん、北海道大学で産学連携の支援をされている城野理佳子さんから、それぞれ国レベル、大学レベル、個人レベルでの若手・中堅研究者支援についてご講演いただきました。後半のパネルディスカッションでは、ご参加いただいた約80名の方々からの質問やコメントを交えながら、若手・中堅研究者支援の塩梅をどう整えていくかなどについて議論しました。セッションの内容の詳細については、講演録をご覧下さい(講演録全文PDFはこちら(約4MB))。

大阪大学URA研修プログラム
CLE(授業支援システム)を用いたプログラム提供中 (大阪大学教職員限定)

2020年11月10日(火) 公開 , ,

本プログラムは、大阪大学におけるURA業務に関連する研修コンテンツを掲載しています。

対象とする視聴者は、事務職員として新たにURA業務に取り組まれる方、経営企画オフィスURA部門に着任されURA業務に取り組まれる方、また、大阪大学内で全学URA業務に興味・関心をおもちの方となります。

【オンライン開催】第6回人文・社会科学系研究推進フォーラム「人社主導の学際研究プロジェクト創出を目指して~未来社会を拓く人文学・社会科学研究の現在と展望」

【オンライン開催】第6回人文・社会科学系研究推進フォーラム「人社主導の学際研究プロジェクト創出を目指して~未来社会を拓く人文学・社会科学研究の現在と展望」

人文・社会科学系研究推進フォーラムとは、人社系の研究にかかわる研究やURA、事務系職員等が、よりよい研究推進のあり方をともに議論し、ともに行動することを目指して、2014 年に発足しました。フォーラムの企画・運営は、開催校を中心に、各大学の人社系担当URA の有志グループによって行われています。第6回目となる今年度は、北海道大学大学力強化推進本部URAステーションが主幹となり、北海道大学にて開催いたします(大阪大学経営企画オフィスURA部門は、他の6大学のURA部署とともに共催)。

みなさまのご参加をお待ちしています。

コロナ禍に関連する研究教育活動の特設ページをアップデートしました

◎2020年8月10日、主に人文社会科学系部局のコロナ禍に関連する取組の情報を追加しました。

◎2020年4月28日、大阪大学URAメールマガジンvo.67掲載記事のうち、コロナ対策に関連したものをベースとして、コロナ禍に関連する研究教育活動の特設ページを設けました。当面の間、随時更新してまいりますので、ご意見やコメント(特に掲載したら良い情報等)があれば、ぜひご連絡いただければ幸いです。



現在、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、読者の皆さまの生活においても様々な制限が課されていることと思います。
このページでは、コロナ禍に関連する大阪大学の研究教育活動の情報をお届けします。新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた本学の最前線での活動を多くの方に知っていただくとともに、皆さまにお役立ていただけることを願っています。


■INDEX
  1. 遠隔での授業や学会運営を充実させたいみなさんへ:大阪大学におけるメディア授業の支援、オンライン学会運営等の事例紹介
  2. 大阪大学におけるコロナ関連の研究活動等の情報(自然科学系)
  3. 大阪大学におけるコロナ関連の研究活動等の情報(人文社会科学系)
  4. 大阪大学における研究教育活動支援(在宅ワーク、オンラインでの活動支援等に関するものを中心に)

【重要】(開催中止・延期)第6回人文・社会科学系研究推進フォーラム「人社主導の学際研究プロジェクト創出を目指して~未来社会を拓く人文学・社会科学研究の現在と展望」

【重要】(開催中止・延期)第6回人文・社会科学系研究推進フォーラム「人社主導の学際研究プロジェクト創出を目指して~未来社会を拓く人文学・社会科学研究の現在と展望」

【重要】開催中止・延期のお知らせ(2020/02/20)
この数日のコロナウイルスの感染拡大の状況を考慮いたしまして、来週の本フォーラムの開催を中止し、次年度に延期することとさせていただきます。
参加に向けて、みなさまご準備いただいておりましたところ、このようなご連絡を差し上げますことについてお詫び申し上げますと同時に、次年度に改めて開催させていただく際には、是非、ご参加くださいますよう、お願い申し上げます。

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人文・社会科学系研究推進フォーラムとは、人社系の研究にかかわる研究やURA、事務系職員等が、よりよい研究推進のあり方をともに議論し、ともに行動することを目指して、2014 年に発足しました。フォーラムの企画・運営は、開催校を中心に、各大学の人社系担当URA の有志グループによって行われています。第6回目となる今年度は、北海道大学大学力強化推進本部URAステーションが主幹となり、北海道大学にて開催いたします(大阪大学経営企画オフィス研究支援部門は、他の6大学のURA部署とともに共催)。

みなさまのご参加をお待ちしています。

大阪大学URAがEARMA2019でBest Poster Awardを受賞しました!

2019年3月28日・29日にイタリアのボローニャで開催された、欧州の研究支援職団体EARMA(European Association for Research Managers and Administrators)第25回年次大会にて、大阪大学URAがBest Poster Award/Expert Panel Choiceを受賞しました。

Yoshie KAWAHITO, Kristian BERING, Makoto Takano "Innovation in SSH Support for Tomorrow's Society at Osaka University", 25th Annual EARMA Conference, Bologna, Mar., 2019

このポスターでは、2017年度から大阪大学URAがりそな銀行と連携して進めているプロジェクトの経過報告を行いました。審査員からは、「人文・社会科学系研究者と中小企業経営者という普段あまり接点のない両者の対話から、研究の価値を再発見・創出することを目指す取組の独創性が評価された」とのコメントをいただきました。

りそな銀行担当者の方々、プロジェクトに協力いただいている大阪大学の先生方・経営者の方々等お世話になった皆様に、この場を借りて改めて感謝いたします。

第5回人文・社会科学系研究推進フォーラム「人文・社会科学系研究を振興するファンドとその支援--これからの社会を共創する人社系研究のために--」

第5回人文・社会科学系研究推進フォーラム「人文・社会科学系研究を振興するファンドとその支援--これからの社会を共創する人社系研究のために--」

琉球大学 研究推進機構 研究企画室 共催の第5回人文・社会科学系研究推進フォーラムが早稲田大学で開催されます。本フォーラムでは、これからの社会における人社系研究を支援し、より多くの活躍やアウトプットを期待する政策、プログラム、支援策など、ファンド施策のあり方について、行政、研究者、リサーチ・アドミニストレーター(URA)などが集まり議論します。

第10回学術政策セミナー「大学職員の知恵と力を生かすしかけ」

 2004年の国立大学法人化以降、国立大学の状況は変化し続けています。このような中で、大学の研究力をゆたかにするためには、大学の構成員一人ひとりが何をすべきか、何ができるかを考え、知恵や力を生かすことが求められています。
 本セミナーでは、大学職員として研究環境構築や大学を支援する組織体制の改革を推進してきた事例紹介に基づき、大学の研究環境をゆたかにするために一人ひとりができることを考える機会を提供します。まず、【話題提供1】では、研究者活躍の推進に向けた取り組みに関して、事務の立場から行ってきた具体的な体験や課題を、大型研究拠点形成プロジェクト(WPI)支援の事例をもとに紹介していただきます。次に、【話題提供2】では、大学における研究力に対する捉え方の変化を、法人化以前から始まり最近の状況まで、大学本部の事務機構における業務を通した具体的な体験をまじえながら紹介いただき、さらに今後の指針をうかがいます。その後の全体討論では、それぞれの立場から議論を行います。
 本セミナーは大阪大学の教職員を対象として企画しておりますが、他大学や官公庁の皆様にもご参加いただけます。また、大阪大学職員研修としてもご参加いただけます。

第11回学術政策セミナー「エビデンスに基づく政策立案を考える ~大学の研究や教育の推進を事例として~ 」

 昨今、エビデンスに基づく政策立案(Evidence-based policy making; EBPM)の取組が強化されています。より効果的・効率的に施策の企画立案を進めるため、また一般の人々や関係者に対する説明責任(アカウンタビリティ)を果たすためにも、客観的な根拠を重視し、定量的なデータに基づいて意思決定を行うことが加速すると予想されています。
 本セミナーでは、大学の研究や教育の推進におけるデータの活用を事例として、EBPMを日常の職務で生かすために必要となる発想や知識を身につける機会を提供します。まず、【話題提供1】では、EBPMの概要や実際のエビデンスの政策立案への活用例、そしてデータを用いた具体的な事例を紹介していただきます。次に、【話題提供2】では、教育におけるエビデンスとアカウンタビリティ、現場における課題や今後の指針などをうかがいます。その後の全体討論では、それぞれの立場から議論を行います。
 本セミナーは大阪大学の教職員を対象として企画しておりますが、他大学や官公庁の皆様にもご参加いただけます。また、大阪大学職員研修としてもご参加いただけます。

公開シンポジウム「オープンイノベーションにおける 人文学・社会科学系研究の役割とインパクト〜デンマークから見た日本と欧州間のCo-Creationを考える〜 /Envisioning the Role and Impact of the Humanities and Social Sciences in Open Innovation: Co-Creation between Japan and the EU via Denmark」

FlyerJP_SSH and Co-creation Symposium.jpg FyerEN_SSH and Co-creation Symposium.jpg
チラシ日本語版Flyer English ver.)

日時
2018年 11月9日 13:00〜17:00(12:30開場・受付開始)

会場
大阪大学 豊中キャンパス 全学教育推進機構 実験棟 サイエンス・コモンズ サイエンススタジオA
大阪大学豊中キャンパスへのアクセスはこちら

趣旨
 近年、国内外の大学が産官学連携、市民、第3セクター等と積極的に持続的な共創 (co-creation)の基盤を構築するニーズが益々強くなっています。同時に、共創による社会的インパクトを生み出すオープンイノベーションを実現するために、人文学と社会科学系研究(SSH)をよりよく活用する様々なアプローチを模索する取り組みやプロジェクトが増えています。こうした取り組みの実験的試行錯誤により、持続的で責任ある社会の変革のみならず、SSHの新しい役割が期待されます。さらには、これらの活動によって、人類にとってより明るい未来を切り開く道のナビゲーションが可能となることも期待され、それらの期待に応じたアクションが必要です。
 このような背景から、SSHとSTS (社会科学技術論)、政策立案、大学のガバナンスと共創の取り組みに関わる研究と大学経営の実務において豊富な知識と経験を持つデンマークの有識者2名を大阪大学へお招きして、欧州とデンマークにおけるSSH研究を活かすco-creationとco-designを促進する現状の取り組みについてご講演頂きます。また、大阪大学からは社会ソリューションイニシアティブ及びUNESCO Chairによる健康推進のソーシャルデザインをご紹介頂き、人文・社会科学系研究に焦点を当てる日本と欧州間のco-creationに関わる課題と可能性について活発な議論を行う場を設けました。

15機関のURAらが共同作成した「研究推進・支援に役立つ資料リスト2018」を公開しました

15機関のURA・事務職員・図書館職員・研究者が共同作成した「研究推進・支援に役立つ資料リスト2018」をPDF公開しました。リスト作成にご協力くださった皆様、ありがとうございました。
このリストには、以下の条件の下に推薦された「資料」77件の情報を掲載しています。
・資料内容:良い仕事をするために必要と思われる、知識、技能、能力、態度、資質についての情報
・資料形態:書籍、論文、ウェブサイト、報告書、講演スライド等(公開されている資料が対象)
・言語:日本語または英語
・分野:人社系研究推進・支援に何かしら関連づけられるもの(人社系のみに限定はしない)
「研究推進・支援に役立つ資料リスト2018」(クリックするとPDFが表示されます)

第4回JINSHA情報共有会「研究推進・支援に役立つ資料リスト2018を作ろう--視野を広げ、より良い仕事をするための知識とは」【「人文・社会科学系分野を入り口に」編】

第4回JINSHA情報共有会「研究推進・支援に役立つ資料リスト2018を作ろう--視野を広げ、より良い仕事をするための知識とは」【「人文・社会科学系分野を入り口に」編】

「知識」は、技能とともに仕事の質を大きく左右しますが、研究推進・支援業務に関する知識は体系的に整理されているとは言えず、参照すべき情報源を自分だけで探索していくのは容易ではありません。

今回の情報共有会(図1)では、国内外の研究推進・支援の議論においてこれまで取り上げられる場面が少なかったと思われる人文・社会科学系分野を入り口に、そうした業務に(も)携わる/興味のある人たちが視野を広げ、より良い仕事をするための知識がつまった資料の情報をお互いに出し合うことでリスト化を試みます。更なる知識の獲得・活用に関して、それぞれに豊富な経験をお持ちのシニアゲストお二人から助言をいただく時間も設けます。

上記のような設定で実用的なリストを作成・共有することが第一の目的ですが、人文・社会科学系の研究推進・支援に役立つ知識と言えど他分野の研究推進・支援にも汎用性が高いものや、更なる形式知化が必要とされるテーマなどが浮き彫りになる可能性もあります。各個人や組織における今後の業務発展の一つのきっかけとして、そして何より日々の実務の充実のために、今回の情報共有会の場を一緒につくり・活用してくださる方の参加をお待ちしています。

【学内向け】大阪大学の研究支援情報をウェブ上で効率的に調べるための目的別3つの方法
新たに着任・異動された教職員の方へ

【学内向け】大阪大学の研究支援情報をウェブ上で効率的に調べるための目的別3つの方法

大阪大学URAメールマガジンvo.55掲載記事)

新しい職場、日々メールはたくさん届くけれど(便利な反面、送る方も送られる方も大変です)、大阪大学の研究支援情報にはまだまだアクセスできていない--そんな方に参考にしていただくことを想定し、主にウェブ上で効率的に大阪大学の研究支援情報を閲覧する主な方法について、3つの目的別にまとめてみました。

欧州のURA国際会議EARMA2018で日欧のURA連携によりセッションを実施しました

2018年5月 7日(月) 公開 , , ,

研究支援者の欧州団体、EARMA(European Association of Research Managers and Administrators)の第24回年次大会が、2018年4月17日・18日にベルギーのブリュッセルで開催されました。約40か国から750名ほどの参加者が集まり、EUの研究開発・イノベーションのための投資枠組みプログラム(フレームワークプログラム)の方向性や、研究活動に関連する個別施策の動向、研究支援の取り組み等について等、活発な議論が行われました。

◎プログラム等の詳細はこちら
http://www.earmaconference.com/

大阪大学経営企画オフィスURA部門からは筆者が大会に参加し、欧州の研究推進・支援について最新動向を調査したほか、オランダ(アムステルダム大学、ロッテルダム大学)やポーランド(ポーランド科学アカデミー)、日本の研究支援者(京都大学、神戸大学、早稲田大学、広島大学、大阪大学)の連携によるセッション"Globalisation and Competitiveness as a Challenge for RMA's: Views from Europe and Japan"に登壇しました。

第9回学術政策セミナー「役に立つ大学とはどういうことか?」

近年、学術研究においても社会的インパクトが求められるようになってきました。特に、2015年9月に国際連合において採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」では、先進国を含む国際社会全体の開発目標とした国際的なアジェンダが提示されました。このような社会に存在する様々な課題を解決するために、大学が蓄積する多様な知識はどのような貢献ができるのでしょうか。

本セミナーでは、話題提供1において金融機関の研究所に所属しながら地域の課題解決に協力をしてこられた経験から大学が持つ知識はなにに貢献しうるのかについてお話を頂きます。話題提供2においては、英国の事例をもとに学術研究において蓄積された知識がどのように社会に流通し得るのかについてお話をしていただきます。

大阪大学には、持続可能な共生社会を実現するための諸課題の解決策を提案するシンクタンク組織、社会ソリューションイニシアティブ(SSI)が2018年1月に設立しました。大学がひとつの組織として、社会とかかわり「役に立つ」にはどうすればよいのかを参加者のみなさんと考え、大学の構成員である私たちの理解も深めたいと思います。

本セミナーは大阪大学の教職員を対象として企画しておりますが、他大学や官公庁等の皆様にもご参加いただけます。また、大阪大学職員研修としてもご参加いただけます。

第8回学術政策セミナー「研究を支える多様な仕掛け」

昨今、研究を支える仕組みが多様化しつつあります。基礎的な研究に取り組むためには科研費をはじめとした国の競争的資金はとても大切な資金源ではありますが、研究分野によって、或いは、研究のアプローチによっては、他の資金源を活用することができるかもしれません。一方、研究の振興には将来の研究を担う若手研究者の育成が欠かせません。

 本セミナーでは、話題提供1において大学が、クラウドファンディングやクラウドソーシング等を利用しながら研究を支える仕組みづくりをしている事例を紹介していただきます。次に話題提供2では、基礎研究の研究者でありながら、ベンチャー企業を立ち上げ、得られた資金をもとに、広く若手を支援する財団を立ち上げられた事例をうかがいます。

 その後の全体討論では、大学が社会のステークホルダーの協力を得て研究に取り組むために望ましい、「研究を支える多様な仕掛け」についてそれぞれの立場から議論を行いたいと思います。

本セミナーは大阪大学の教職員を対象として企画しておりますが、他大学や官公庁等の皆様にもご参加いただけます。また、大阪大学職員研修としてもご参加いただけます。

第7回学術政策セミナー「社会から共感を得る大学となるために」

2004年4月に国立大学が法人化してから、十数年が経過しました。法人化される際に、国立大学は、財政的な面において国からの自律的な運営が求められました。また、ガバナンスという視点からも役員や経営協議会委員に学外者の参画を促し、学長中心に大学が運営されることが期待されていました。更に、国立大学内の改革と併せて、社会との関係も変化が生じています。2015年に出された「国立大学経営力戦略」では、「国立大学が、社会変革のエンジンとして「知の創出機能」を最大化」をしていくことなど、より一層社会とのかかわりも求められるようになり、社会のステークホルダーと共に課題を解決することが期待されています。

本セミナーでは、話題提供1において上記のような大学が置かれた現状について、参加者との問題共有を行いたいと思います。次に話題提供2では、社会のステークホルダーから「共感」や「信頼」を得るためにどうすればよいかを考えるヒントとして、公益性の高い組織・仕組みへの寄附について話題提供を頂きます。

その上で、「社会から共感を得る大学」の役割を考え、参加者一人一人がそのためにどのようなことをすべきかについて議論を行いたいと思います。

本セミナーは大阪大学の教職員を対象として企画しておりますが、他大学や官公庁等の皆様にもご参加いただけます。また、大阪大学職員研修としてもご参加いただけます。

第5回IRワークショップ「InCites Benchmarking講習会」

第5回IRワークショップ「InCites Benchmarking講習会」

近年、大学運営の一層の改善・充実に向けての方策として、IR(Institutional Research)活動が重要とされています。IR活動とは、大学情報をデータ化することにより、教育研究及び管理運営活動の改善に資するものであり、大学全体だけでなく、部局においても、本活動を推進することは重要と考えられます。
そこで今回は、そういった活動をサポートするために、論文データからの研究力分析ツールInCites Benchmarkingの講習会を実施します。各部局の教職員を対象として、InCites Benchmarkingの使い方とデータの活用方法について取り上げる予定です。

第6回学術政策セミナー「IRの深化とIRとの共創」

第6回学術政策セミナー「IRの深化とIRとの共創」

大学が社会から高く評価され、社会から支えられるためには、教育研究を通じて社会に貢献しなければなりません。そのために、財源の多くを税金に依存している国立大学は、大学の方針や活動内容を社会の方々によく知って頂き、フィードバックを得て、活かしていく必要があります。
民間企業はお客様や投資家に、サービスや事業内容をよりよく知って頂くためにPR(Public relations)やIR(Investor Relations)を行っています。また私立大学でも同様に、そのステークホルダーの理解を得る活動を行っています。今後、国立大学においても、PRやIRにより積極的に取組む必要があるのではないでしょうか。
また、近年、日本の大学において、IR(Institutional Research)が活発に行われるようになりました。このIRは「己を知ること」とも解釈でき、現状を正しく理解した上で、大学の経営戦略に関する立案、実行、検証をするために不可欠です。今後、PR(Public relations)やIR(Investor Relations)に取組む為にも、ますます重要になってきます。
このような背景から、今回の学術政策セミナーでは「IR(Institutional Research)の深化とIR(Investor Relations)との共創」と題して議論を行います。このために、前者のIRに関する第一人者である山形大学の浅野先生をお招きし、最新の動向をお話し頂きます。そして、私立大学でPRや後者のIRに関連した活動を通して大学の発展に尽力されておられる立命館大学の野口様に、その効果についてお話し頂きます。
その後、全体討論を行うことにより、参加者一人ひとりが「IRの深化とIRとの共創」に関して理解を深める場としたいと思います。
本セミナーは大阪大学の教職員を対象として企画しておりますが、他大学や官公庁の皆様にもご参加いただけます。また、大阪大学職員研修としてもご参加いただけます。

第3回人文・社会科学系研究推進フォーラム
地域と共に新しい"ジンブン"力を創造する人社系研究の展開

地域と共に新しい

人文・社会科学系の研究にかかわる研究者、URA、事務系職員、行政機関・資金配分機関の関係者等が集うフォーラムの第3回が、琉球大学にて開催されます。

■日 時:2017年3月3日(金) 13時30分ー18時(13時開場、終了後情報交換会)
■場 所:国立大学法人 琉球大学 研究者交流施設・50周年記念館
■テーマ:地域と共に新しい"ジンブン"力を創造する人社系研究の展開

第5回学術政策セミナー
「大学の研究力の測定と可視化」を開催します。

「大学の研究力の測定と可視化」を開催します。

 大学の価値向上のためには、大学の研究・教育・社会貢献等の現状を把握し、適切な施策を講じ続ける必要があります。民間企業であれば、売上高や株式時価総額等ステークホルダーの動きを反映した客観的な指標がありますが、大学の場合は定まった指標が存在せず、各大学が独自の指標を用いたり、格付け会社が発表する大学ランキングを参考にしているのが現状と思われます。
 創立100周年(2031年)に世界屈指の研究型総合大学になることを目指している大阪大学では研究に関する指標は特に重要であり、市中に存在する指標を参考にしつつも、大学の経営に資する指標の導入を行う必要があります。

第4回学術政策セミナー
経営を支えるマネジメント人材とは

多くの方にご参加いただき、活発な討論を頂きました。どうもありがとうございました。

【開催案内】第4回学術政策セミナー「経営を支えるマネジメント人材とは」を開催します。(2016年9月9日(金))

 大学の価値向上のためには、大学の研究・教育を支える教員が重要であることと同様に、大学の経営を支える事務職員が重要であるといえます。平成27年6月に文部科学省が策定した「国立大学経営力戦略」においても、国立大学の自己改革を進め、新陳代謝を図るための取組として、「経営を担う人材、経営を支える人材の育成確保」が言及されており、大学運営における「経営」的知見が求められつつあります。このような観点からも、今後は事務職員に対する期待はますます大きくなります。
 また、日本の民間企業においては人材の流動性が以前より高まりつつあり、外からの人材導入が増えているとはいえ、「人事は経営者からのメッセージ」といわれるように、企業の経営方針を反映した内部人材の育成施策が実施されています。

大阪大学の本部URA部署の改組について

大阪大学URAメールマガジンvo.31掲載記事)

大阪大学の本部URA部署だった大型教育研究プロジェクト支援室は、2016年4月1日に、改組によって新たに設けられた経営企画オフィスの一部になりました。本稿では、改組の経緯や体制、ミッションなどを紹介します。

第2回人文・社会科学系研究推進フォーラム「人文・社会科学系研究推進の三手先を考える」(3月17日@つくば)

2014年12月に大阪大学で開催された人社系フォーラムの第二弾が、つくばにて開かれます。

このフォーラムは、人文・社会科学系の研究にかかわる研究者、URA、事務系職員等がともに議論し、行動することで、よりよい研究推進のあり方を模索するものです。 今回は、主に、国際共同研究、学際研究、社会的課題解決といったテーマについて扱います。

フォーラムの前半では、大学マネジメントクラス、民間助成財団関係者、研究者(若手〜ベテラン、複数分野)といった様々な立場の方からの講演、後半はグループディスカッションを予定しております。 またフォーラム終了後には情報交換会を設けておりますので、ネットワーキングにもご活用ください。

大阪大学における研究の国際対応高度化研修/セミナーを開催します

2016年2月15日(月)・17日(水)・18日(木)【学内向け】 , , , , ,

アムステルダム大学グラントサポートオフィスから研究資金アドバイザーを講師にお招きし、 本学の研究の国際対応高度化を目的とした研修/セミナーを開催します。
欧州屈指の研究型総合大学で、世界大学ランキングでも上位に位置するアムステルダム大学にて、 グラントサポートオフィスはオランダ国内やEU等の競争的資金獲得支援を担っています。今回は、アムステルダム大学の概要を始め、 海外助成金獲得に関する対応や、欧州レベルの研究助成金に対する日本の大学の参加可能性、若手研究者支援など幅広い内容を扱います。
対象は本学の教職員です。研究支援業務や国際関連業務に携わっている方、国際共同研究や海外助成金に興味のある方などの積極的なご参加をお待ちしています。

【開催案内】Technology Assessment In the Netherlandsを開催します。(2015年11月10日)

2015年11月10日(火) 16:20【開催案内】 , , ,
第14回STiPS Handai 研究会
Technology Assessment In the Netherlands

講 師:Jan Staman(ヤン・スタマン氏) オランダ ラテナウ研究所前所長
日 時:2015年11月10日(火)16:20-17:50
場 所:吹田キャンパステクノアライアンス棟 1F交流サロン
主 催:公共圏における科学技術・教育研究拠点(STiPS)
共 催:大阪大学大型教育研究プロジェクト支援室
    大阪大学未来戦略機構科学技術政策研究室
言 語:英語
問合せ:stips-staff@cscd.osaka-u.ac.jp
備考:申込み不要。当日会場にお越しください。

【開催案内】第2回学術政策セミナー「なんのために研究をするのか-社会・学術への貢献」を開催します。(2015年11月5日)

運営費交付金が削減する中で、研究を進めるためにますます外部資金への依存度は高まっていますが、そもそもなぜ研究を進めるのかということを立ち止まって考える機会は多くありません。今回は、社会や学術の貢献という視点から「なんのために研究をするのか」を参加者の方々と考えたいと思います。

まず、民間財団の事例を参考に、限られた予算の中で研究助成プログラムをどのように策定しているのかについて学び、提案を行う側はどのようなことを意識して提案を行うことが望ましいかについて理解を深めた後、研究者は研究の社会的意義をどのように考えて研究を行うことが望ましいかについて話題提供いただきます。その後、参加者と講演者とのディスカッションを行います。なお、本セミナーは大阪大学職員の研修の一環として開催をしておりますが、学内外を含めご関心を持つ方々にも参加いただけます。

【学外参加可】9/3開催職員研修「大学の研究支援の現在、そして未来について考える」にて、URAが講演を行います

URAチームでは、本学の附属図書館とも適宜連携を取りつつ、研究力強化に向けての支援を実施しています。

URAディベロップメント ~申請書作成支援の高度化に向けて~

経営企画オフィスでは、外部資金獲得のための申請書作成支援などの高度化を目的に、国際的グッド・プラクティスを学ぶべく、海外の研究機関やURA組織から外部資金獲得支援の専門家を大阪大学に招いて、セミナーやワークショップを開催しています。

グラント・ライティング(競争的資金の申請書作成支援)を考える--SRA International「グラント・ライティングワークショップ」の事例から

皆さんご存知の通り、リサーチ・アドミニストレーションの業務は、大きく分けるとプレ・アワード(競争的資金獲得のための支援)、ポスト・アワード(競争的資金獲得後の支援)、研究戦略推進支援の3種類がありますが、近年の米国では、プレ・アワード業務の中でも、「グラント・ライティング」が一つのジャンルとして確立されつつあります。「グラント・ライティング」という名前は耳新しいかもしれませんが、実は我々URAの主な仕事の一つとして、日常でよく携わっている申請書作成支援のことです。例えば大阪大学大型教育研究プロジェクト支援室では、大型プロジェクトから日本学術振興会特別研究員まで、その申請書への助言等を通じて、年間多くの競争的資金の獲得を支援しています。

【参加者募集】研究会「変動期の学術基盤を考える ― オランダ調査を手がかりに ―」(2015年1月26日開催)

 今日、世界的な規模で科学技術だけでなく社会のイノベーションが進みつつある中で、これまでの学術の体系も大きく変化しようとしている。そのような「知」の変動は、学術に関わるどのような物的、人的な仕組み、つまり学術基盤の変化と関わっているのか。そうした問題は、高度専門職における領域横断的なコミュニケーションの環境の創出を目的とする本科研の共同研究にとっても重要な関心事であり、検討すべき課題である。

 今回の研究会は、科研メンバーと法学研究科の研究支援担当者、そして大阪大学URAスタッフのコラボのもとに、2014年から始まったEUの新たな科学技術・イノベーションのための投資計画であるHorizon2020やオランダにおける研究活動を支える体制についての調査報告を通して、従来の研究分野、とりわけ人文・社会科学分野がどのような方向性をもって他の研究分野と関わり、融合化されようとしているのか、またそれを促進しようとする学術基盤の新たな方向性について検討することを目的とするものである。

 研究分野を問わず、また広く研究活動に携わる多くの方の参加のもとに活発な意見交換がなされることを期待するところである。

科学研究費補助金(基盤研究(A))
トランスプロフェッショナル・リテラシーを備えた専門家養成基盤に関する模索的研究
研究代表者 三成賢次



第1回人文・社会科学系研究推進フォーラム「人文・社会科学系研究推進に必要な共通基盤整備を考えよう」を開催します。(2014年12月22日)

人文・社会科学系の研究にかかわる研究者とURA<大学(研究機関)におけるリサーチ・アドミニストレーター>、事務系職員等がともに議論し、考え、行動することで、互いにエンカレッジしながら、より良い研究推進のあり方を模索するフォーラムを、大阪大学・筑波大学・京都大学が連携して開催いたします。日本のURAが組織の枠をこえてつながり「人社系研究に対して自分たちは何ができるのか」と活発に議論するなか、こうした場が生まれました。

文部科学省「リサーチ・アドミニストレーター(URA)を育成・確保するシステムの整備」(リサーチ・アドミニストレーションシステムの整備)事業進捗状況評価結果が公表されました

 大阪大学は、文部科学省「リサーチ・アドミニストレーターを育成・確保するシステム整備」(リサーチ・アドミニストレーションシステムの整備)事業の平成24年度開始機関として選定され、3年度計画のもとに学内の制度、組織の整備を進めるとともに、研究支援活動を行なっています。


 この活動の平成24年度〜25年度の進捗状況評価の結果が文部科学省から公表されました。今回、大阪大学は「事業全体として順調に進展しており、他機関の参考となる先進的取組が進展しているなど優れた進捗状況と判断する」という評価をいただきました。この評価にリサーチ・アドミニストレーター及び関係者一同は大きな励ましをいただいたと感じています。


 ただ、「大学本部のURAと部局のURAとの関係、URAの昇任と評価の制度設計については、一層の整備を期待したい」というコメントもありました。これらの点については、今年度重点的に取り組んでおり、順次、本メルマガ等でもご報告できると思っていますので、ご期待ください。


 今後も、今回の文部科学省の評価コメントを始めとする学内、学外からのご意見に注意しつつ、大阪大学の研究活動の一層の活性化に貢献することを目指して、リサーチ・アドミニストレーターのシステムの整備を進めてまいります。
 引き続きご指導とご協力をお願いいたします。


事業進捗状況評価についての詳しい情報は次の文部科学省のホームページをご覧下さい。
http://www.mext.go.jp/a_menu/jinzai/ura/detail/1352470.htm





大阪大学URAメールマガジンvol.13掲載記事)

第8回科学技術政策セミナー「研究助成機関における戦略と大学における研究・実務とのつながり」を開催します。(2014年11月14日)

本セミナーはこれまで国の科学技術政策を推進する上で注目されている話題に焦点をあて数ケ月に一度程度開催して参りました。特に第5回-6回では、科学技術政策の土台となる科学技術基本計画の策定や各省庁における政策立案及び策定プロセスについて、現場で政策立案に携わってきた方々をお招きし、講演をしていただきました。第7回は省庁に出向した或いは省庁から転職した方などの経験談をうかがい「大学からみた科学技術政策」について考えてまいりました。
今回は、国の研究助成機関において戦略を考える部署の方をお招きし、戦略目標を検討するプロセスなどをうかがいながら大学の実務とどう関係するのかについて参加されたみなさんと対話型で議論を進めたいと思います。ご関心のある方々が幅広く参加して下さると幸いです。今回は、終了後に情報交換会を実施するため、下記申込み先まで事前の参加申込みをお願い致します。



主催:大阪大学大型教育研究プロジェクト支援室

共催:公共圏における科学技術・教育研究拠点(STiPS)

対象:研究者・事務職員・URA業務に関心のある方

第8回 開催概要 「研究助成機関における戦略と大学における研究・実務とのつながり」

・日 時:2014 年(平成 26 年)11月14日(金)17時30分〜19時30分、終了後に情報交換会を予定

・場 所:吹田キャンパステクノアライアンス棟 1F 交流サロン

・言 語:日本語

・備 考:要事前申込


・内容:

第一部(17時30分〜19時30分)
  話題提供1:「我が国の科学技術をとりまく現状と研究開発戦略」
   中山智弘((独)科学技術振興機構 研究開発戦略センター 企画運営室長)
  話題提供2:「助成機関における戦略立案:NEDOの事例」(仮題)
   白川展之((独)新エネルギー・産業技術総合開発機構 技術戦略研究センター 研究員)
  コメンテーター
   細野光章(東京工業大学研究戦略推進センター 特任准教授)


第二部(19時30分〜21時)
  情報交換会 参加費500円 




・申込み方法・問合せ先
事前の参加申込が必要です。
以下のメールアドレスまで、所属、役職、名前、参加を希望される部(第一部、第二部)をお知らせください。
 大型教育研究プロジェクト支援室(担当:福島)
 メール:seminar-ura@lserp.osaka-u.ac.jp / 電話:06-6879-4825

「第4回URAシンポジウム・第6回RA研究会合同大会」開催報告―URAコミュニティの集いの場を考える

2014年10月 1日(水) 公開 , ,

 文部科学省「リサーチ・アドミニストレーターを育成・確保するシステム整備」(リサーチ・アドミニストレーションシステムの整備)事業(以下:URAシステム整備事業)実施機関の活動の成果発信とリサーチ・アドミニストレーション実務者が中心に集まり情報交換、ディスカッションすることを目的とする「第4回URAシンポジウム」が、RA協議会設立準備委員会が主催する「第6回RA研究会」と昨年に引き続き合同大会として9月17日、18日の2日間、北海道大学学術交流会館で開催され、全国からリサーチ・アドミニストレーターや事務系職員等の研究支援関係者が一同に会しました。
 会議全体の参加者数は昨年より少し多い510名、所属機関数は125機関と報告されています。会場の大きさの都合で定員数を限定せざるを得なかったようですが、参加募集を始めてから申込が定員に達したのが早かったそうで、この大会に対する関心と期待が年々高まっていると言えます。

文部科学省ウェブサイトでURAの「スキル標準」及び「研修・教育プログラム」に関する報告書が公開されました

2014年7月29日(火) 公開 , ,

文部科学省の「リサーチ・アドミニストレーターを育成・確保するシステムの整備」事業として平成23年度から平成25年度に行なわれた「スキル標準の作成」及び「研修・教育プログラムの作成」の成果報告書が文部科学省ウェブサイトで公開されましたので紹介します。


「スキル標準」はURAの業務として一般に想定される内容ごとに必要な実務能力を明確化・体系化した指標です。成果報告書ではURAの機能を22項目のスキルに整理し、それぞれの指標が上級、中級、初級の3段階のレベルに分けて示されています。さらに、各スキルのレベルごとに実績と能力がチェックできるスキルカードも作成されました。これはURA自身にとってはスキルアップの参考になり、また大学にとってはURAの組織作りや目標作りの参考になるものです。


「研修・教育プログラム」の成果報告は上のスキル標準を踏まえて作成された汎用性のある教材の形になっています。内容は初・中級レベルを対象としており、入門2科目、共通10科目、専門10科目の3カテゴリーに分かれていて、URA個人や組織で使用するときに、必要に応じて科目を選択できるようになっています。
このプログラムの作成には大阪大学から宮田URAと岩崎URAが作業に参加し、3科目の教材執筆を担当しました。


「スキル標準」・「研修・教育プログラム」ともに対象として広い範囲のURA、組織を想定しており、活用の仕方の説明もありますのでご一読をお勧めします。
この報告書は文部科学省ウェブサイトの下記に掲載され、ダウンロードできます。
○スキル標準
http://www.mext.go.jp/a_menu/jinzai/ura/detail/1349663.htm
○研修・教育プログラム
http://www.mext.go.jp/a_menu/jinzai/ura/detail/1349660.htm





大阪大学URAメールマガジンvol.10掲載記事)

第4回URAシンポジウム・第6回RA研究会 合同大会が開催されます。(2014年9月17日・18日)

文部科学省「リサーチ・アドミニストレーターを育成・確保するシステムの整備」事業採択機関が合同主催する第4回URAシンポジウムおよび、第6回RA研究会の合同大会が、2014年9月17日(水)・18日(木)の二日間に渡り、北海道大学で開催されます。


研究大学強化促進事業でもURAの導入が加速され、全国の大学、研究機関にURAの活躍の場が広がっていますが、文部科学省「URAを育成・確保するシステムの整備事業」は今年最終年度を迎え、第4回目の開催となる今回のシンポジウムでは、これまでの活動の成果や今後のURAのあり方について実務者が中心に集まり情報交換、ディスカッションする機会を設けます。


現在参加登録受付中です(先着500名)。詳しくは以下をご覧下さい。

第4回URAシンポジウム・第6回RA研究会Webサイト

第7回科学技術政策セミナー(テーマ:「大学からみた科学技術政策」)を開催します。(2014年7月25日)

本セミナーはこれまで国の科学技術政策を推進する上で注目されている話題に焦点をあて2ヵ月に一度程度開催して参りました。特に第5回-6回では、科学技術政策の土台となる科学技術基本計画の策定や各省庁における政策立案及び策定プロセスについて、直接政策立案に携わってきた方々をお招きし、講演をしていただきました。
今回は、大学から文部科学省や経済産業省に出向していた方や官僚を経験して研究者に転じた方などの経験談をうかがいながら「大学からみた科学技術政策」について参加されたみなさんと一緒に考えたいと思います。ご関心のある方々が幅広くご参加くだされば幸いです。



主催:大阪大学大型教育研究プロジェクト支援室

共催:公共圏における科学技術・教育研究拠点(STiPS)

第7回 開催概要

pdficon_large.pngチラシはこちら

・日 時:2014 年(平成 26 年)7月25日(金)15:00-17:00

・場 所:吹田キャンパステクノアライアンス棟 1F 交流サロン

・言 語:日本語

・備 考:無料、参加申込不要


・内容:

話題提供1:職員、文部科学省へ出向する
花岡宏亮(大型教育研究プロジェクト支援事務室 専門職員)
[プロフィール]
関西学院大学法学部卒業。2003年大阪大学採用後、研究協力部、産業科学研究所、PMO準備室、総長秘書室PMTを経て、文部科学省研究振興局情報課へ出向。情報科学技術委員会やアカデミッククラウドに関する検討会の運営、内局事業(未来社会実現のためのICT基盤技術の研究開発)の概算要求や戦略目標「ビッグデータ」、「知的情報処理」等の企画立案等に従事。2014年4月より現職。


話題提供2:科学技術庁(現 文部科学省)を経験して、研究の道に進む
神里達博(コミュニケーションデザイン・センター 特任准教授)
[プロフィール]
東京大学工学部卒(化学工学,1992)。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得満期退学(科学史・科学哲学,2002)。博士(工学)。コミュニケーションデザイン・センター科学技術部門・公共圏における科学技術・教育研究拠点プロジェクト所属。旧科学技術庁、旧三菱化学生命科学研究所、JST社会技術研究開発センター、東京大学大学院工学系研究科GCOEを経て現職。これまでは、主に食や健康問題におけるリスクと社会の関係を扱ってきたが、最近はエネルギー 問題にも関わる。


話題提供3:研究者、経済産業省へ出向する
北岡康夫(工学研究科付属高度人材育成センター 教授)
[プロフィール]
大阪大学大学院工学研究科修士課程を経て、1991年松下電器産業(株)(現パナソニック株式会社)に入社。1997年大阪大学大学院工学研究科にて博士(工学)取得。次世代光ディスクの開発に従事しながら、人材育成業務や企画業務にも従事。2006年大阪大学大学院工学研究科附属フロンティア研究センター教授。結晶成長関連の研究を進めながら、社会人基礎力育成プログラムを全学的に推進。2010年10月経済産業省製造産業局ファインセラミック・ナノテクノロジー・材料戦略室産業戦略官。レアメタルの価格高騰や東日本大震災に関わる産業政策や国家プロジェクト(SIP、ImPACTなど)の仕組みづくりに従事。2014年4月より現職。




・問合せ先
大型教育研究プロジェクト支援室(担当:福島)
電話:06-6879-4825 / メール:seminar-ura@lserp.osaka-u.ac.jp
参加申込は不要です。

大型教育研究プロジェクト支援室 豊中分室開室。お気軽にご活用ください!

大型教育研究プロジェクト支援室の豊中分室を、6月17日から開室いたしました。

以下の内容についてご相談をお受けしますので、お気軽にご活用ください。


第6回科学技術政策セミナー開催報告~多様なステークホルダーの対話の蓄積から科学技術政策立案を考える(2014年5月12日開催)

隔月程度の頻度で科学技術政策について学ぶ「科学技術政策セミナー」を大型教育研究プロジェクト支援室主催で開催しています。第6回目となる今回は、文部科学省の斉藤卓也さんを講師としてお招きし、2014年5月12日に実施しました。斉藤さんは省内全体の政策評価にかかわっている他、文部科学省内に2013年に設置された横断的な組織「科学技術改革タスクフォース戦略室(注1)」の室長も兼任されています。また、昨年の日本分子生物学会年会で開催された「日本の科学を考える(注2) ガチ議論」や、科学技術に関して有志メンバーにより結成された「サイエンストークス(注3)」などにも積極的にかかわっていらっしゃいます。斎藤さんは、当日に講演をするだけではなく、企画段階から研究者を含め科学技術に何らかの形でかかわる当事者との対話を重ねながら取組みを実現されており、その姿勢に惹かれて今回依頼をしました。


【5/16(金)申込〆切】デンマークAarhus大学Research Support セミナーを開催します。~組織の中でURAを活用するには?URAとしてステップアップするには?~(5月26日~28日開催)

研究開発システムが複雑になり、第四期科学技術基本計画においても、「研究開発活動全体のマネジメントを担う人材の必要性」が指摘されています。大阪大学においても、研究支援と組織の横糸の役割を担うURA(ユニバーシティリサーチ アドミニストレーター)チームが設置され2年(注)を迎えます。

このような中、昨年度はURAと事務職員が海外における研究支援部門や大学組織改革の調査を実施しました。その際に訪問したデンマークオーフス大学の先駆的な研究支援活動について、大阪大学の中で研究支援にかかわるみなさまとURAチームが情報共有をし、組織の中でURAを活用するためのヒントやURA業務等の業務改善、ステップアップに向けた議論を行います。

できるだけ多くの方に参加いただけるように、1日目のセミナーには同時通訳、2,3日目のディスカッションにはバイリンガルのファシリテーターを配置します。

(注)文部科学省リサーチ・アドミニストレーター(URA)を育成・確保するシステムの整備事業



日米の大学にみるアカデミック・ライティング支援の役割
~米国の大学のライティング・センターを調査しました(2014年4月)

文部科学省「研究大学強化促進事業」の一環として、大阪大学大型教育研究プロジェクト支援室URAチームでは、英語による研究成果発信の支援方策を検討しています。参考情報収集のため、2014年4月14日~17日、筆者は米国の大学で実地調査を行いました。


第6回科学技術政策セミナー(講演者:斉藤卓也氏)を開催します。(2014年5月12日)

本セミナーはこれまで国の科学技術政策を推進する上で注目されている話題に焦点をあて2ヵ月に一度程度開催して参りました。前回からは特に、科学技術政策 の土台となる科学技術基本計画の策定や各省庁における政策立案及び策定プロセスについて、現場で政策立案に携わってきた方々をお招きし、講演をしております。
本セミナーは個別具体的な研究分野を扱いませんが、研究戦略を練る上での参考となる話題となります。また参加されたみなさまが広く俯瞰的な視野でご自身の専門分野を発展させ、かつ「国立大学改革プラン」にも謳われている「国際水準の教育研究の展開」「ガバナンス機能の強化」「自主的・自立的な改善・発展を促す仕組みの構築」の方法を考えるための情報交換の場として企画しております。ご関心のある方々が幅広く参加して下さることを望んでいます。



主催:大阪大学大型教育研究プロジェクト支援室

共催:公共圏における科学技術・教育研究拠点(STiPS)

第6回 開催概要

pdficon_large.pngチラシはこちら

・日 時:2014 年(平成 26 年)5月12日(月)16:00-18:00

・場 所:吹田キャンパステクノアライアンス棟 1F 交流サロン

・言 語:日本語

・備 考:無料、参加申込不要


・内容:

今後の科学技術イノベーション政策の方向性と「夢ビジョン 2020」*注
斉藤卓也氏(文部科学省大臣官房政策課評価 室長)
[プロフィール]
平成7年に科学技術庁入庁以降、高速増殖炉もんじゅのナトリウム漏えい事故対応、大型放射光施設SPring-8の共用開始、JST基礎研究事業等を経て 平成16年文部科学省研究振興局ライフサイエンス課長補佐、平成18年外務省在 オーストラリア日本大使館一等書記官(科学技術、医療、環境担当)、平成21年文部科学省科学技術・学術政策局政策課長補佐、平成23年文部科学省科学技術・学術政策局政策科学推進室長、文部科学省大臣官房会計課予算企画調整官等を歴任。現在、科学技術改革タスクフォース戦略室長、科学技術・学術政策局 政策科学推進室次長を兼任。科学技術政策を専門に活躍。研究現場の声を政策に 反映するためのさまざまな活動やネットワーク作りのために幅広く活動。日本分子生物学会が企画した「生命科学研究を考えるガチ議論」などにも関与。
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*注「夢ビジョン2020」:文部科学省では、省内の中堅・若手職員が中心となって、省内アイディア公募のほか、若手のアスリートやアーティスト、研究者らとの対話を実施しながら夢ビジョン取りまとめに向けた検討を進め、検討の結果を2014年1月に「夢ビジョン2020(文部科学省版)」として取りまとめた。





[問合せ先]
大型教育研究プロジェクト支援室(担当:福島)
電話:06-6879-4825 / メール:seminar-ura@lserp.osaka-u.ac.jp
参加申込は不要です。

URAチームに新しい仲間が増えました!~多彩な専門分野と業務経験。国際性も豊かな5人の新URA

近年,我が国の論文数等の国際的シェアは相対的に低下傾向にあり、大学等における研究体制や環境の改善や、研究マネジメント改革による国際競争力の向上が課題となっています。文部科学省の「研究大学強化促進事業」では、研究マネジメント人材群の確保や集中的な研究環境改革等等の研究力強化の取り組みを支援しており、大阪大学は平成25年度より本事業に採択されています。この事業を通じ、本学は、研究の更なる国際化と特に若手・女性・外国人研究者への支援を強化すると同時に、多様な分野の更なる発展につながるよう、それぞれに適切な支援を行っていきます。

文学研究科FD講演会「人文・社会科学研究をめぐる最近の動向」で講演しました。(2014年1月23日)

1月23日に、本学文学研究科研究教育支援室が主催するFD講演会で、菊田隆URA・川人よし恵URAが「人文・社会科学研究をめぐる最近の動向」と題して講演を行いました。

本URAチームの高尾正敏シニアURAが総研大セミナーで講演しました。(2014年1月17日)

2014年1月16日-17日、自然科学機構 岡崎コンファレンスセンターで開催された総合研究大学院大学 物理科学研究科の 2013 年度 物理科学学生セミナーにおいて、本URAチームシニアURAの高尾が講演とパネルディスカッションに参加しました。



第5回科学技術政策セミナー(講演者:有本建男氏、吉澤剛氏)を開催します。(2014年1月29日)

本セミナーはこれまで国の科学技術政策を推進する上で注目されている話題に焦点をあて2ヵ月に一度開催して参りました。今回から3回にわたり、科学技術政策の土台となる科学技術基本計画の策定や文部科学省や経済産業省等における政策立案及び決定について、現場で政策立案に携わってきた方々をお招きし、講演を予定しています。
本セミナーは個別具体的な研究分野を扱いませんが、研究戦略を練る上での参考となる話題となります。また参加されたみなさまが広く俯瞰的な視野でご自身の専門分野を発展させ、かつ「国立大学改革プラン」にも謳われている「国際水準の教育研究の展開」「ガバナンス機能の強化」「自主的・自立的な改善・発展を促す仕組みの構築」の方法を考えるための情報交換の場として企画しております。ご関心のある方々が幅広く参加して下さることを望んでいます。参加申込不要。



主催:大阪大学大型教育研究プロジェクト支援室

共催:公共圏における科学技術・教育研究拠点(STiPS)

第5回 開催概要

・日 時:2014 年(平成 26 年)1 月 29 日(水)15:30-17:30

・場 所:吹田キャンパステクノアライアンス棟 1F 交流サロン

・言 語:日本語

・備 考:参加申込不要


・内容:

講演1「(仮題)科学技術基本法制定および科学技術基本計画について」(30分程度)
吉澤 剛氏(大阪大学医学系研究科 准教授)
[プロフィール]
慶應義塾大学理工学部物理学科卒業後、東京大学大学院(科学史)修了。民間シンクタンクに2年半勤務した後、2002年よりイギリスサセックス大学にて科学技術政策を研究。2008年にPhDを取得し、東京大学公共政策大学院・科学技術と公共政策研究ユニット(SciTePP)に加わる。2011年より現職。2007年よりNPO市民科学研究室の理事も務める。専門はテクノロジーアセスメント、知識政策など。
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講演2「(仮題)科学技術政策の中で求められる大学の役割」(1時間15分程度)
有本建男氏(政策研究大学院大学 教授/JST研究開発戦略センター 副センター長)
[プロフィール]
1974年京都大学大学院理学研究科修士課程修了、科学技術庁入庁。科学技術庁研究振興局科学技術情報課長、原子力局廃棄物政策課長、理化学研究所横浜研究所研究推進部長、内閣府大臣官房審議官(科学技術政策担当)、文部科学省大臣官房審議官(生涯学習政策担当)などを経て、2004年文部科学省科学技術・学術政策局長。05年内閣府経済社会総合研究所総括政策研究官、06年から(独)JST社会技術研究開発センターセンター長、2012年4月政策研究大学院大学教授(現在に至る)。科学技術基本計画の策定、ファンディング制度、研究開発の評価、科学的助言のあり方などの調査検討に従事。
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質疑応答



[問合せ先]
大型教育研究プロジェクト支援室(担当:福島)
電話:06-6879-4825 / メール:seminar-ura@lserp.osaka-u.ac.jp
参加申込は不要です。

基礎工学研究科主催の「研究大学と大学ランキング」セミナーで講演しました。(2013年11月21日)

11月21日に本学基礎工学研究科研究企画推進室が主催する「研究大学と大学ランキング」セミナーで、高尾正敏シニアURAと菊田隆URAが研究IRと大学ランキングに関する講演を行いました。

本学の更なる国際化のための事務体制強化を目指す調査研修出張制度トライアルを実施しました(2013年11月)

2013年12月 3日(火) 公開 , , ,

大阪大学が研究型大学として世界水準の優れた研究活動を行っていくためには、教育・研究系職員だけでなく、事務系職員の国際感覚の養成や資質の向上といった人材育成が必要不可欠になります。そこで本学では、事務職員が海外の大学等を訪問し、参考情報を調査することで、本学の更なる国際化のための事務体制強化を目指す調査研修出張を、「研究大学強化促進事業」の一環として実施しています。

第3回URAシンポジウム・第5回RA研究会開催報告(2013年11月18日、19日)

文部科学省「リサーチ・アドミニストレーターを育成・確保するシステム整備」事業(以下:URAシステム整備事業)実施機関の主催で、2013年11月18日、19日の2日間、京都大学吉田キャンパスの京都大学百周年時計台記念館で第3回URAシンポジウムと第5回RA研究会の合同大会が開催されました。今回のURAシンポジウムは大阪大学が幹事校を務めました。



文部科学省のURAシステム整備事業の実施機関が成果を公表する"URAシンポジウム"と、全国の様々な機関に所属する研究支援者やリサーチ・アドミニストレーターが研究アドミニストレーションの体制や専門人材育成などについて議論を行なう"RA研究会"は、これまでそれぞれが別に開催されてきましたが、今回は初めて同時に開催されました。



第3回URAシンポジウムでは、文部科学省による基調講演に続いて平成23年度からURAシステム整備事業を実施している大学の成果と今後の展望についての講演7件を行い、全実施校の報告はポスターで行ないました。また初めての企画として、文部科学省の事業としてURAの研修・教育システム作成を行なっている早稲田大学から教材を提供していただき、URA業務を担う上で必要性の高い科目3つの講習を行ないました。



第5回RA研究会は京都大学が幹事校となり、9つの分科会、4つのセクションに別けたポスター発表でリサーチ・アドミニストレーション活動などについて議論を行いました。最後の全体セッションでは、リサーチ・アドミニストレーションに係わる制度、組織、人材そして経験が日本の研究開発・研究推進支援活動の強化につながる公共財となることを目指し、リサーチ・アドミニストレーターによる全国規模のネットワークを構築していくことが提案され、準備活動を始めることが呼びかけられました。


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7月から大会企画を始め、準備、講演やポスター依頼、運営計画などを京都大学および全国の大学の関係者と進めました。10月に大会参加者の募集を始めたところ、予定をはるかに上回る応募をいただき、京都大学の担当の方と相談して急遽、会場を大きな部屋に変更していただくということも有りました。お陰でこれまでの実績を遥かに上回る、約100機関から474名のご参加をいただき、大会当日は、どの会場も殆ど満席状態で熱のこもった議論などが行なわれ、大変盛況でした。改めてリサーチ・アドミニストレーションの整備が全国の研究機関で活発に進んでいることが認識されました。



合同大会の資料は次のホームページに掲載されていますのでご参照ください。
http://www.3rdura-5thra.com/index.html



(宮田知幸/大阪大学 大型教育研究プロジェクト支援室 URAチーム)





大阪大学URAメールマガジンvo.3掲載記事)

2013 SRA International Annual Meeting参加報告

2013年10月26日(土)~30日(水) , , ,

米国に本拠を構えるリサーチ・アドミニストレーターのNPO団体Society of Research Administrators(SRA)Internationalは、10月26日(土)~30日(水)の5日間、ルイジアナ州ニューオリンズで2013年の年次総会を開催しました。37カ国から1,400名以上、日本からは6機関から10名が参加しました。



大阪大学の研究大学強化促進事業概要紹介

2013年8月6日に、平成25年度「研究大学強化促進事業」の支援対象となる22機関が、文部科学省より発表されました。この事業の実施期間は10年間です。今年度の予算総額は64億円で、今回の決定により大阪大学には3億円が配分される予定となっています。


大阪大学URAシンポジウム開催報告(2013年8月28日)~URAの先行きを照らす7つのキーワードでふりかえる

2013年8月28日に、大阪大学吹田キャンパスにて、「変革の時代に直面する大学とURAの役割」と題したシンポジウムを開催しました。当日は学内外から教職員・リサーチ・アドミニストレーターなど200名超が参加してくださり、大盛況でした(ご参加いただいた皆様、ありがとうございました)。

大阪大学で、URAが副学長になりました。

大阪大学大型教育研究プロジェクト支援室の統括マネージャーを務め、同室URAチームのリーダーである池田雅夫が、今年8月26日に本学の副学長に就任しました。自身にとっても突然のサプライズだったという今回の人事。URAが副学長になるのはあまり聞かない話なので、この機会に今後の抱負を熱く語ってもらおうと池田にインタビューを試みましたが、記事化しづらい話が多かったため、シンプルなコメントのご紹介に留めます。力不足をお詫びしますが、やはりURAは、自分が主役ではなく、必要なときに、必要な業務を行う脇役(しかし、無くてはならない)の存在ということで、ご容赦いただけると幸いです...

Horizons for Social Sciences and Humanities参加報告 ~人文・社会科学研究を取り巻く状況に関する欧州初の全体会議が開催されました。(2013年9月23日・24日)

大阪大学URAチームの2名のメンバーが、9月23日・24日に欧州連合の議長国であるリトアニアの首都ビリニュスで開催された国際会議、Horizons for Social Sciences and Humanitiesに参加しました。


第3回URAシンポジウム・第5回RA研究会 合同大会が開催されます。(2013年11月18日・19日)

文部科学省「リサーチ・アドミニストレーターを育成・確保するシステムの整備」事業採択機関が合同主催する第3回URAシンポジウム・第5回RA研究会 合同大会が、2013年11月18日(月)・19日(火)の二日間に渡り、京都大学で開催されます。


大阪大学は、合同大会全体の企画・運営に協力する他、第3回URAシンポジウムの幹事校を務めています。


詳しくは以下をご覧ください。

第3回URAシンポジウム・第5回RA研究会Webサイト

第4回科学技術政策セミナー(講演者:市岡利康氏/日欧産業協力センター プロジェクトマネジャー)を開催します。(2013年10月25日)

現代社会において、科学技術は日常生活の中で非常に大きな役割を担っています。その科学技術のあり方は政府の科学技術政策の中で位置付けられ、研究者集団の振興を支えてきました。現在、日本においては、平成23 年に閣議決定された第4 期科学技術基本計画に基づき、「新たな価値の創造に向けて、我が国や世界が直面する課題を特定した上で、課題達成のために科学技術を戦略的に活用し、その成果の社会への還元を一層促進する」という科学技術イノベーション政策の振興が図られ、具体的に政策を遂行するための手段は政府により諸施策が進められています。
本セミナーは、このような科学技術政策に焦点を当て、参加された皆さまが広く俯瞰的な視野でご自身の専門分野を発展させ、かつ大阪大学の研究力を向上させるための情報交換の場としてシリーズ開催します。


本URAチームの高尾正敏シニアURAが東京大学リサーチ・アドミニストレーション講演会で講師を務めます。(2013年9月27日)

東京大学リサーチ・アドミニストレーター推進室が主催される「第4回リサーチ・アドミニストレーション講演会」で、本URAチームの高尾正敏シニアURAが講師を務めます。

第3回科学技術政策セミナー(講演者:渡辺元プログラム・ディレクター/公益財団法人 助成財団センター)を開催します。(2013年7月31日)

現代社会において、科学技術は日常生活の中で非常に大きな役割を担っています。その科学技術のあり方は政府の科学技術政策の中で位置付けられ、研究者集団の振興を支えてきました。現在、日本においては、平成23 年に閣議決定された第4 期科学技術基本計画に基づき、「新たな価値の創造に向けて、我が国や世界が直面する課題を特定した上で、課題達成のために科学技術を戦略的に活用し、その成果の社会への還元を一層促進する」という科学技術イノベーション政策の振興が図られ、具体的に政策を遂行するための手段は政府により諸施策が進められています。
本セミナーは、このような科学技術政策に焦点を当て、参加された皆さまが広く俯瞰的な視野でご自身の専門分野を発展させ、かつ大阪大学の研究力を向上させるための情報交換の場としてシリーズ開催します。


民間助成団体の助成金は奨学金を含め総額600億を超えます。国が科学研究費への投資を強め科学研究費補助金等の競争的資金が増大する一方で、民間助成財団は各々の定款に基づきながら対象とする分野を含めたプログラムの設計を独自に行っています。民間助成財団の概略と現状やその性格、競争的資金との違いについてお話しをしていただきながら、それぞれの研究者や研究支援に関わる方が、有効に競争的資金と民間財団を活用する戦略を練るきっかけになればと思います。

URAシステム整備事業採択校による海外視察情報交換会に参加し、情報提供を行いました。(2013年5月26日~27日)

2013年5月26日~27日、筑波大学東京キャンパスで開催された、URAシステム整備事業採択校による海外視察情報交換会に、本URAチームの望月麻友美URA、川人よし恵URA、福島杏子URAの3名が参加しました。

望月URAは米国国立衛生研究所(NIH)のCommon Fundについて(2012年11月に調査)、川人URAは米国科学振興協会(AAAS)の年次大会について(2013年2月に調査)、それぞれ情報提供を行いました。

第2回科学技術政策セミナー(講演者:調麻佐志准教授/東京工業大学理工学研究科)を開催します。(2013年5月24日)

現代社会において、科学技術は日常生活の中で非常に大きな役割を担っています。その科学技術のあり方は政府の科学技術政策の中で位置付けられ、研究者集団の振興を支えてきました。現在、日本においては、平成23 年に閣議決定された第4 期科学技術基本計画に基づき、「新たな価値の創造に向けて、我が国や世界が直面する課題を特定した上で、課題達成のために科学技術を戦略的に活用し、その成果の社会への還元を一層促進する」という科学技術イノベーション政策の振興が図られ、具体的に政策を遂行するための手段は政府により諸施策が進められています。
本セミナーは、このような科学技術政策に焦点を当て、参加された皆さまが広く俯瞰的な視野でご自身の専門分野を発展させ、かつ大阪大学の研究力を向上させるための情報交換の場としてシリーズ開催します。


科学技術政策研究所(NISTEP)が3月に発表した報告書「科学研究のベンチマーキング2012 -論文分析でみる世界の研究活動の変化と日本の状況-」では、日本の産出する論文数の伸び悩みがみられることや論文算出においてメインプレーヤーである国立大学の論文数が伸び悩んでいることなどが指摘されています。また、文部科学省の研究大学強化促進事業では、そのような状況を打破するために、世界水準の優れた研究活動や研究マネジメント体制の強化などを支援することが謳われています。
上記のような根拠を示すデータとして論文の被引用数等の文献データが「客観的データ」としてあげられます。そこで、第2回目となる本セミナーでは、文献データを扱う科学計量学に焦点をあて、そのデータの性質や解析手法の意味をどのように理解すればよいのかという基本的な知識を学びながら、様々な情報を圧縮して得られたデータをどのように個人の研究評価や大学全体の評価と結びつければよいのかを参加者のみなさまと議論をしたいと考えております。ご関心のある方々に幅広く参加していただければと思います。



第2回URAシンポジウム「大学の研究力強化におけるURAの担うべき役割」で、産学連携およびアウトリーチの分科会を担当しました。(2013年3月12日~13日)

2013年3月12日~13日、名古屋大学を会場に、文部科学省「URAシステム整備事業」採択大学が合同で開催した第2回URAシンポジウム「大学の研究力強化におけるURAの担うべき役割」に、本URAチームが参加しました。

分科会においては、テーマ3「戦略的な産学官活動におけるURA」で宮田知幸URAが、テーマ4「URAが担う大学のアウトリーチ活動とその課題」で岩崎琢哉URAが、それぞれパネリストを務めた他、川人よし恵URAが本URAチームの活動概要についてポスター発表を行いました。

第1回科学技術政策セミナー(講演者:小林信一教授/筑波大学大学研究センター)を開催しました。(2013年3月19日)

現代社会において、科学技術は日常生活の中で非常に大きな役割を担っています。その科学技術のあり方は政府の科学技術政策の中で位置付けられ、研究者集団の振興を支えてきました。現在、日本においては、平成23 年に閣議決定された第4 期科学技術基本計画に基づき、「新たな価値の創造に向けて、我が国や世界が直面する課題を特定した上で、課題達成のために科学技術を戦略的に活用し、その成果の社会への還元を一層促進する」という科学技術イノベーション政策の振興が図られています。具体的に政策を遂行するための手段は政府により諸施策が進められていますが、本セミナーではこのような科学技術政策に焦点を当て、参加された皆さまが広く俯瞰的な視野でご自身の専門分野を発展させ、かつ大阪大学の研究力を向上させるための情報交換の場として企画しました。



早稲田大学で行われたURA教育・研修プログラムの試行的研修会で、「産学連携・一般」科目を担当しました。(2013年3月6日~8日)

2013年3月15日(金) 公開 , ,

2013年3月6日~8日に早稲田大学で行われたURA教育・研修プログラムの試行的研修会に、本URAチームの池田雅夫URA、宮田知幸URA、菊田隆URA、川人よし恵URAの4名が参加し、プログラムの妥当性について検討しました。この研修会は、早稲田大学が受託している、文部科学省の「リサーチ・アドミニストレーターを育成・確保するシステムの整備」事業(研修・教育プログラムの作成)の一環として実施されたものです。

「産学連携・一般」の科目については、宮田知幸URAが教材作成および講師を担当しました。

欧州のURAシステム調査を行いました。(2013年2月17日~23日)

2013年2月17日~23日、本URAチームの池田雅夫URAが、北海道大学、東北大学、東京大学、早稲田大学、慶應義塾大学、筑波大学、京都大学、名古屋大学の各URAの方々等と、欧州のURAシステムに関する調査を行いました。

訪問先は、英国のサセックス大学とインペリアルカレッジ、スイスのチューリッヒ工科大学とチューリッヒ大学です。

AAAS年次大会2013に参加し、国際的な研究広報・アウトリーチの実態等について情報収集を行いました。(2013年2月14日~18日)

2013年2月14日~18日、米国ボストンで開催された米国科学振興協会(AAAS)の年次大会に、本URAチームの岩崎琢哉URAと川人よし恵URAが参加し、国際的な研究広報・アウトリーチの実態等について情報収集を行いました。


◎AAAS年次大会2013についての詳しい情報はこちら

京都大学国際URAシンポジウムに参加し、米国・英国の大学におけるRAの活動について情報収集を行いました。(2013年2月4日)

2013年2月4日に開催された京都大学国際URAシンポジウムに、本URAチームの菊田隆URA、岩崎琢哉URA、望月麻友美URA、川人よし恵URAの4名が参加し、米国・英国の大学におけるRAの活動状況について情報収集を行いました。

パブリックリレーションズ研究会「戦略的パブリックリレーションズについて」を開催しました。(2013年1月31日)

本URAチームの平井啓URA・岩崎琢哉URAが、電通パブリックリレーションズの増田英明氏(コミュニケーションデザイン局プロジェクト・マネージャー)をゲストに招き、パブリックリレーションズ研究会「戦略的パブリックリレーションズについて」を開催しました。博士課程教育リーディングプログラム担当教員、広報やプロジェクトマネジメントを担当する事務職員等、約30名が参加しました。

IRIS科学・技術経営研究所代表のI. ヴィーツォレック博士による「サイエンス・マネジメント講演会」を開催しました。(2012年12月11日)

2012年12月11日、吹田キャンパスにて、IRIS科学・技術経営研究所代表のI. ヴィーツォレック博士による「サイエンス・マネジメント講演会」を開催しました。ヴィーツォレック博士は、ドイツで大学改革をきっかけに発展しつつある「サイエンス・マネージャー職」について語り、本URAチームのメンバーを始めとする約15名と日本におけるURAシステム整備について意見交換を行いました。

J-BILAT 2012年第5回セミナー「科学・技術・イノベーションの諸相と日欧協力- ビジョンの共有と相互連携の強化 -」に参加し、情報収集を行いました。(2012年12月6日)

2012年12月6日、日本におけるFP7情報サービス事業(J-BILAT)が開催した2012年第5回セミナー「科学・技術・イノベーションの諸相と日欧協力- ビジョンの共有と相互連携の強化 -」に、本URAチームの菊田隆URAと望月麻友美URAが参加し、情報収集を行いました。


◎J-BILAT 2012年第5回セミナー「科学・技術・イノベーションの諸相と日欧協力- ビジョンの共有と相互連携の強化 -」 の詳細はこちら

第5回リサーチ・アドミニストレーターを育成・確保するシステムの整備に係る情報交換会に参加しました。(2012年11月14日)

「リサーチ・アドミニストレーターを育成・確保するシステムの整備」事業採択校の第5回情報交換会が、2012年11月14日に名古屋大学で開催され、本URAチームの池田雅夫URA、宮田知幸URA、竹内弘URAの3名が参加しました。

米国ジョージワシントン大学を訪問、情報収集を行いました。(2012年11月8日)

2012年11月8日、本URAチームの望月麻友美URAが、米国のジョージワシントン大学(ワシントンD.C)を訪問し、教育・研究活動の国際プログラムに関して情報収集を行いました。

第54回NCURA年次総会に参加し、情報収集を行いました。(2012年11月4日~7日)

2012年11月4日~7日、米国ワシントンD.C.で開催されたNCURA(National Council of University Research Administrators)の年次総会に、本URAチームの宮田知幸URAと望月麻友美URAが参加し、米国のURAの活動状況や研修プログラム等について情報収集を行いました。


◎第54回NCURA年次総会についての詳しい情報はこちら

米国立衛生研究所(NHI)を訪問し、情報収集を行いました。(2012年11月9日)

2012年11月9日、本URAチームの望月麻友美URAが、米国メリーランド州の国立衛生研究所(NIH)を訪問し、研究所内の助成システム等について情報収集を行いました。

研究・技術計画学会 第27回年次学術大会に参加し、情報収集を行いました。(2012年10月26日~27日)

2012年10月26日~27日、一橋大学で開催された研究・技術計画学会 第27回年次学術大会に、本URAチームの宮田知幸URA、菊田隆URA、川人よし恵URA、福島杏子URAの4名が参加し、情報収集を行いました。


◎研究・技術計画学会 第27回年次学術大会についての詳しい情報はこちら

リサーチアドミニストレーション研究会 国際シンポジウム・2012年度年会に参加しました。(2012年9月3日~4日)

2012年9月3日に開催された「リサーチアドミニストレーション研究会 国際シンポジウム」および、翌4日の「リサーチ・アドミニストレーション研究会 2012年度大会(第4回)」に、池田雅夫URAと宮田知幸URAが参加し、情報収集や意見交換を行いました。

研究会の2012年度大会のワークショップ1 「研究者ニーズと日本版URAのあるべき姿」では、池田URAがスピーカーを務めました。

第4回リサーチ・アドミニストレーターを育成・確保するシステムの整備に係る情報交換会に参加しました。(2012年7月25日)

2012年7月30日(月) 公開 , ,

「リサーチ・アドミニストレーターを育成・確保するシステムの整備」事業採択校の第4回情報交換会が、2012年7月25日に東京国際フォーラムで開催され、本URAチームの池田雅夫シニアURA、宮田知幸URA、竹内弘URAの3名が参加しました。