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URA MAIL MAGAZINE

URA MAIL MAGAZINE vol.8

「阪大の点と線」特集

2014年5月 発行

個々の人や場所・活動などをつなぐことで何かを生み出す―これは、URAに期待される役割の1つかもしれません。今月は、「つながり」をテーマにした特集号です。巻頭記事は、理学研究科の橋本幸士教授による研究文化百景<理論物理学編>『湯川秀樹の黒板の奇跡』!

■INDEX
  1. 研究文化百景<理論物理学編>『湯川秀樹の黒板の奇跡』(橋本幸士/大阪大学理学研究科 教授)
  2. 第6回科学技術政策セミナー開催報告~多様なステークホルダーの対話の蓄積から科学技術政策立案を考える
  3. 国際的な活動のベースキャンプ・大阪大学の海外拠点が機能強化されつつあります。
  4. 大阪大学の4キャンパスと東京オフィスを結ぶ新たなビデオ会議システムが導入されました。~会議の効率化、サテライト会場でのセミナー聴講(未来トークも!)が可能に。
  5. 高尾正敏URAによる新連載! URA Know How「個人研究とチーム研究 ―URAと競争的資金―」
  6. 平成26年度大阪大学部局主催国際シンポジウム等開催支援の募集について(学内限定)
  7. URA関係イベント情報

    ●【学内向け】人文・社会科学系研究を対象とした競争的資金の公募情報提供

    ●【学内向け】Web of Science 講習会/大阪大学附属図書館主催

    ●講演・座談会「学術資料・学術活動の映像記録とその活用ーメディアの発展を踏まえてー」/京都大学総合博物館等主催
  8. 大阪大学ホットトピック

    ●湯川秀樹の「中間子論」学位論文を公開

    ●平野俊夫総長が日英研究教育大学協議会へ出席、Imperial College Londonを訪問

    ●濱田博司教授(生命機能研究科)が紫綬褒章を受章

    ●最新の研究の成果リリース
  9. 次号のお知らせ

【1】研究文化百景<理論物理学編>

一口に研究と言っても、分野によってその方法や道具、使われる言葉などの"文化"は様々です。そんな分野ごとに異なる研究文化を紹介するシリーズ企画の第1弾として、理学研究科の橋本幸士教授による理論物理学の話題をお届けします。

今回登場するのは理論物理学者にとって無くてはならない道具である「黒板」。大阪大学在籍中に博士学位を取得した中間子論に関する研究業績により、後に日本人として初めてノーベル賞を受賞した湯川秀樹先生が、コロンビア大学で使われていた黒板です。2014年4月、大阪大学理学研究科の共用スペースに移設されたその"湯川黒板"の前では、いったいどのような光景が繰り広げられているのでしょうか?

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左:理学研究科に設置直後の湯川黒板と橋本教授(左手前)、右:湯川黒板を使う学生たち
(photos:Takuya Iwasaki)

『湯川秀樹の黒板の奇跡』(橋本幸士/大阪大学理学研究科 教授)

緑ではなく黒の黒板の上をカツカツと滑るチョークが、超弦理論の南部後藤作用の数式を形作って行く.「これが、ひも理論の基本的な式やで」と、書いていた大学院一年生が口を開いた.「うわー!」それを眺めていた理学部一年生が声を上げる.僕はひとり、数メートル後ろからその光景を眺めていた.こんな、こんな素晴らしい風景はない.湯川秀樹の黒板がもたらした、新しい世代のつながりだった.

湯川秀樹がコロンビア大学時代に愛用していた黒板が、大阪大学理学部のコミュニケーションスペースに設置された.黒板が大阪大学にやって来た経緯をくどくど述べたとしても、興味を持つ人は少ないだろう.むしろ、「何故」ここなのか、そして「何故」設置したのか、そこに興味を持つ人が多いはずである.黒板設置とその驚くべき効用について、考えるところを著したい.

私は無類の黒板好きである.鉄道ファンにも撮り鉄や乗り鉄がいるように、黒板好きにも種類がある.私の場合、使うことが単に好きなのだ.理論物理の研究は、研究者の間のディスカッションで生まれる.その際に道具として使われるのが、黒板である.黒板は学校の授業の道具ではない.理論の研究者がアイデアに息吹を吹き込むための相棒である.私はディスカッションやアイデアの具現化に大きな黒板を使うことを好む.チョークで大きく書く数式や概念図やグラフ、粉まみれで汚れる手、消され、また書かれる、その作業の一つ一つが新しい科学を生み出しているという感覚、その全てが単に好きなのである.

黒板というと、学校の先生が使うもの、と考える人が多いだろう.もしくは、しゃれたイタリア料理店の入り口に掲げられていて、今日のおすすめ料理が書かれていたり、とか.理論物理学者が黒板の前に立ち尽くしている姿を想像する人は少ないかもしれない.しかし、黒板は実際に理論研究で非常に使われるのである.そのことを、大学に入りたての学部生は、全く知らない.湯川秀樹の黒板が、学部生なら誰でも使えるコミュニケーションスペースに設置されている、その意義はまさにそこにある.

日本で最初にノーベル賞を受賞した科学者である湯川秀樹は、私にはもう「伝説上の」人物である.すなわち、湯川秀樹が生きていて物理を語っているところを目にしたことも無いほど、昔の人である.阪大でそのノーベル賞の対象となる論文を書いたらしい、という話をどこぞのホームページで読んでも、そんな人が本当に生きていたかどうか、自分には確かめようが無い.しかし、湯川の黒板を使うということは、そこに大きな変化をもたらす.あの「教科書の人」が、この黒板で、今の自分と同じように式を書いていたのか、と想像するだけで、一挙に自分が10世代も前の物理学者の時代に連れて行かれてしまう.湯川の黒板は、タイムマシンなのである.

10世代、というのは大袈裟ではない.物理学の営みは綿々と大学で続いているが、そこで大学院生として先輩後輩で過ごすのはせいぜい5年違いの学年までである.5年を超えると、大学院の先輩後輩でなくなるので、想像できる学年構造が完全に縮退してしまい実感を失う.つまり5年が1世代と考えるのが妥当であり、湯川秀樹の時代はもう10世代から15世代も前の話になるのである.

その1世代=5年、の限界は厳しい.大学院に入って初めて、4、5年上の先輩に顔を合わせる訳だが、本当は学部に入った時が研究の入り口のはずである.学部生の多感な時代に、研究の本場を見ることが出来るかどうかというのは、その学部生の将来を決める上で最も大事な要素である.今の大学では、大学院生にならないと研究を実感するのが難しい.冒頭の出来事は、その意味で非常に重要であった.つまり、大学院1年生と学部1年生が対話している様子が実現することは、昔から綿々と続く理論研究者の系譜を大きく太くすることに直結しているのである.

私が嬉しかったのは、湯川の黒板に私が数式を書けたからではない.黒板を舞台にして、新しい科学の世代が、まさに研究に踏み込もうとしているその瞬間、人生に一回しか無いかもしれないその瞬間を、偶然にも湯川の黒板のおかげで、私が見てしまったからなのだ.しかも、これは偶然ではないことも同時に確信してしまったからなのだ.

湯川の黒板は、これからも、幾十幾百幾千の、科学を愛し夢見る人の手のチョークを暖かく包み込み、そしてこれからの何十という科学者の世代を見守って行く.湯川秀樹の黒板から、新しい科学が生まれていく.

これは、ホントの話である.

橋本幸士/大阪大学理学研究科 教授

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【2】第6回科学技術政策セミナー開催報告
~多様なステークホルダーの対話の蓄積から科学技術政策立案を考える

隔月程度の頻度で科学技術政策について学ぶ「科学技術政策セミナー」を大型教育研究プロジェクト支援室主催で開催しています。第6回目となる今回は、文部科学省の斉藤卓也さんを講師としてお招きし、2014年5月12日に実施しました。斉藤さんは省内全体の政策評価にかかわっている他、文部科学省内に2013年に設置された横断的な組織「科学技術改革タスクフォース戦略室(注1)」の室長も兼任されています。また、昨年の日本分子生物学会年会で開催された「日本の科学を考える(注2) ガチ議論」や、科学技術に関して有志メンバーにより結成された「サイエンストークス(注3)」などにも積極的にかかわっていらっしゃいます。斎藤さんは、当日に講演をするだけではなく、企画段階から研究者を含め科学技術に何らかの形でかかわる当事者との対話を重ねながら取組みを実現されており、その姿勢に惹かれて今回依頼をしました。

セミナーでは、国や文部科学省の予算状況を概観した後、「政策形成プロセス」に関しての話題となりました。社会保障などが大きく伸び、科学技術予算は長い眼でみると全体予算に占める割合が減っている中で2010年に事業仕分け(行政刷新会議)が行われ「国の戦略と予算の効率的使用」が求められていることがより明確になったこと。また、そのような契機もあり、「政策や事業の優先順位を付けられる仕組み」についてより深く考える仕掛けが必要になったこと、などが語られました。これまでは、「一部の意見のみを反映」して政策立案が行われる傾向が強かったように思われるが、今後は「大多数の中堅・若手研究者の意見を反映」しながら政策をつくり込むプロセスが重要なのではないかという指摘でした。その具体的な取組みとしての文部科学省内の横断的な組織「科学技術改革タスクフォース戦略室」では、科学技術政策のあるべき姿を描き、そこからさかのぼって今やるべきことを考える試みを、外部機関や省内課室と対話を重ねながら進めていらっしゃいます。これによって、「政策や事業の優先順位を付けられる仕組みを構築」し、「膨大な情報の中から、細部にとらわれず全体を見て、本質をイメージ、整理」することが可能となり、意思決定速度の向上をねらっているとのことでした。

また、同様のプロセスで文部科学省が進めている事例として、2014年1月に発表された「夢ビジョン2020」が取り上げられました。2020年のオリンピックを「日本にとって新たな成長に向かうターゲット・イヤー」と位置づけ、課題先進国として世界に先駆けて社会課題の解決を加速するために、省内の中堅・若手職員が中心となって、省内アイディアを公募したほか、若手のアスリートやアーティスト、研究者らとの対話を重ね、「夢ビジョン2020」が作成されました。開催地となる東京だけではなく、日本社会を新たな「成長」に向かうきっかけとなるために、「夢」の実現に向けて改めて国民参加型熟議イベントや若手クロストークなどの取組みが本格的に動きはじめるそうです。

その他にも文部科学省の事業や取組みに関する事例紹介がありましたが、セミナー後半の参加者との意見交換でも、「組織横断型チームで政策をどのように考えているのか」、「既存の組織の中でこれまでとは異なる取組みを実際にどのように可能にされたのか」、「そもそも日本の文化の中で対話を広げることは可能なのか」など対話を通して政策立案を考える取組みへの関心の高さがうかがえました。

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わたくし自身は、本セミナーを通じて、大学と文部科学省は科学技術或いは学術政策に関して上下関係があるのではなく、両者共にステークホルダーであると強く感じました。特に大学は、研究においても教育においても現場であるということが強みかもしれません。大学という現場は、多様な分野の研究を行っている研究者だけでなく、細かな手続きを日々行っている事務職員や研究の支援をしている人など様々な人材で構成されています。このような現場の声と文部科学省や他省庁等を含め政策づくりにかかわる人の声が交わる場を提供できるのは大学ならではのことかもしれないと考え、そうした場の実現に向けて少しずつ検討をはじめているところです。

(福島杏子/大阪大学 大型教育研究プロジェクト支援室 URAチーム)


(注1)科学技術改革タスクフォース戦略室

    2012年12月に、文部科学事務次官決定で大臣官房政策課に「科学技術改革タスクフォース戦略室」を設置。政務三役や関係幹部をメンバーとする「科学技術改革タスクフォース」の調査・企画・政策立案機能を充実強化するための事務局機能との位置づけ。(科学技術改革タスクフォース戦略室資料より抜粋)

(注2)日本の科学を考える

(注3)サイエンストークス

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【3】国際的な活動のベースキャンプ・大阪大学の海外拠点が機能強化されつつあります。

みなさん、大阪大学の4つの海外拠点をご存知でしょうか?出張の際に立ち寄ったり、何か依頼されたことはありますか?

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サンフランシスコ(アメリカ合衆国)、グローニンゲン(オランダ)、バンコク(タイ)、上海(中国)の4カ所にある大阪大学の海外拠点が、2014年4月、名称を新たにしました。これまでのセンター名には拠点の置かれている都市名を冠していましたが、新センター名は、北米、欧州、ASEAN、東アジアといったように、より広域での活動を意識したものに変わり、大学としての一層のグローバルな活動展開の礎とする方針が表れています。もちろん、海外拠点の再編は名称変更だけに留まらず、今後、学生派遣の支援、優秀な外国人留学生の獲得支援という機能がさらに強化されるとともに、拠点を通じて大阪大学の優れた研究や魅力が世界へ発信されていくことが期待されます。ちなみに、名称変更と時を同じくして、下の表のように、4拠点ともに新センター長が着任しました。

これまで海外拠点と接点のなかった方も多いと思いますが、本メルマガでは、「大阪大学の海外拠点は、具体的にどんな業務を担当しているの?」「どんな時にコンタクトするといいの?」「新センター長ってどんな人?」などなどの疑問にもお答えすべく、各センターの活動内容等について順次紹介していく予定です。ご期待ください!



都市(国)新海外拠点名称新センター長
(2014年4月着任)
連絡先
サンフランシスコ(アメリカ合衆国)

北米センター/North American Center for Academic Initiatives(旧)サンフランシスコ教育研究センター樺澤哲特任教授(海外拠点本部)、常駐※2014年6月1日から下記住所に移転
44 Montgomery St., Suite 3580, San Francisco, CA 94104 the U.S.A
Tel:+1-415-296-8561 / Fax:+1-415-296-8676
info@osaka-u-sf.org
www.osaka-u-sf.org
グローニンゲン(オランダ)欧州センター/European Center for Academic Initiatives(旧)グローニンゲン教育研究センターGareth CONNAH特任助教(海外拠点本部)、常駐※2014年9月1日から下記住所に移転
Oude Kijk in 't Jatstraat 26, 9712 EK Groningen, The Netherlands
Tel:+31-50-363-8865 / Fax:+31-50-363-8866
info@osaka-u-groningen.org
www.osaka-u-groningen.org
バンコク(タイ)ASEANセンター/ASEAN Center for Academic Initiatives(旧)バンコク教育研究センター望月太郎教授(文学研究科、学内派遣)、常駐159 Serm-Mit Tower, 10th Fl., Room C, Sukhumvit(21)Rd., Klongtoey-Nua,
Wattana, Bangkok, 10110 Thailand
Tel:+66-2-661-7584 / Fax:+66-2-661-7585
info@osaka-u-bangkok.org
www.osaka-u-bangkok.org
上海(中国)東アジアセンター/East Asian Center for Academic Initiatives(旧)上海教育研究センター大谷順子准教授(人間科学研究科、兼任)Room 817, Tongji Building Block A, No. 1, Zhang Wu Road, Shanghai City 200092, China
Tel:+86-21-6598-5665 / Fax:+86-21-6598-5535
shanghai-ina@ml.office.osaka-u.ac.jp
www.shanghai-center.osaka-u.ac.jp/


(川人よし恵/大阪大学大型教育研究プロジェクト支援室 URAチーム)

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【4】大阪大学の4キャンパスと東京オフィスを結ぶ新たなビデオ会議システムが導入されました。
~会議の効率化、サテライト会場でのセミナー聴講(未来トークも!)が可能に。

大阪大学の活動は、吹田キャンパス、豊中キャンパス、箕面キャンパス、中之島キャンパスの4拠点を中心に行われています。2014年4月には東京オフィスの供用も始まりました。そんな中、別々の場所でも"つながれる"インフラとして、この度、4キャンパスと東京オフィスを結ぶ新たなビデオ会議システムが導入され、会議の効率化が可能になりました。導入先は、本部棟の総長室や役員会議室、301会議室、法務室及び各部局の部局長室や会議室等です。

また、このシステムは、キャンパス間でのネット中継配信にも使えます。例えば大阪大学未来トークの場合、メイン会場とは別にサテライト会場が大阪大学各キャンパスに設けられ、吹田・豊中・箕面・中之島・東京のどの地域でも未来トークを聴講できますので、最寄りの会場で是非ご参加ください。

◎平成26年度 大阪大学未来トーク(前期)の実施概要

第11回

【日 時】 6月23日(月) 17:00~18:30
【場 所】 大阪大学会館(豊中キャンパス)
【講演者】 青木 保(国立新美術館館長・大阪大学名誉教授)

第12回

【日 時】 7月22日(火) 17:00~18:30
【場 所】 大阪大学会館(豊中キャンパス)
【講演者】 遠山 敦子(公益財団法人トヨタ財団理事長・元文部科学大臣)

[第11回、第12回のサテライト会場]

 吹田キャンパス:銀杏会館 三和ホール
 箕面キャンパス:プレゼンテーションルーム(研究講義棟B棟1階)
 中之島キャンパス:中之島センター10階 佐治敬三メモリアルホール
 東京オフィス

将来的には、このビデオ会議システムを4海外センター(北米、欧州、ASEAN、東アジア)にも拡大することが検討されています。各種会議やセミナー等で積極的に活用されてはいかがでしょうか。

(川人よし恵/大阪大学大型教育研究プロジェクト支援室 URAチーム)

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【5】URA Know How
「個人研究とチーム研究 ―URAと競争的資金―」

研究開発を支援する競争的資金には、大きく分けて、ボトムアップ(研究者個人の好奇心重視)型とトップダウン(社会的課題解決重視)型、および、個人研究支援型と、チーム研究型、がある。それらの属性に合わせて研究者とURAは細やかな対応が必要である。少なくとも研究者支援を業務とするURAは属性についての知識と、資金活用においての見識が必要である。 すなわち、応募、採択審査、各種評価等が研究期間を通して、スケジューリングされているので、研究計画を、スケジュールに沿ったロードマップとして作成し、研究活動をダイナミック運営することが求められる。本稿では、URA業務のツボを10アイテム"URA Know How" として例示した。

(高尾正敏/大阪大学大型教育研究プロジェクト支援室 URAチーム)


本文はPDF形式でお読みいただけます。
OU-URA-mailmag-201405-KH10.pdf

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【6】平成26年度大阪大学部局主催国際シンポジウム等開催支援の募集について(学内限定)

<ICHOドキュメント管理URL>

https://www.icho.osaka-u.ac.jp/imart/osaka-u.portal?im_shortcut=5ib7q5a9zv44j8a

本学の更なる国際化を促進するため、学術研究の成果、研究者の活動を広く海外に発信し、海外における本学のプレゼンス向上が期待できるような国際シンポジウム等を主催する部局に対し、開催に係る経費を支援する公募が始まっています(応募期限:平成26年6月30日)。

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【7】URA関係イベント情報

●【学内向け】人文・社会科学系研究を対象とした競争的資金の公募情報提供

https://www.ura.osaka-u.ac.jp/pressrelease/20140520.html

2014年5月30日(金)13:30-14:30、大阪大学豊中キャンパス大阪大学会館1F
JSPS「課題設定による先導的人文・社会科学研究推進事業」およびJST戦略的創造研究推進事業(社会技術研究開発)に関して、大型教育研究プロジェクト支援室URAチームが公募説明会や研究助成機関から得た情報を、学内のみなさまに提供します。
事前申込不要


●【学内向け】Web of Science 講習会/大阪大学附属図書館主催

http://www.library.osaka-u.ac.jp/workshop.php

2014年6月11日(水)13:00~14:30(社会科学系)、14:40~16:10(自然科学系)、大阪大学豊中キャンパス
2014年6月12日(木) 14:40~16:10(自然科学系)、大阪大学吹田キャンパス
要事前申込


●講演・座談会「学術資料・学術活動の映像記録とその活用ーメディアの発展を踏まえてー」/京都大学総合博物館他 主催

http://www.ura-sw.nansei.kyoto-u.ac.jp/pdf/20140514_gakujutushiryo_A4.pdf

2014年6月5日(木)16:20-18:00、京都大学研究資源アーカイブ映像ステーション(京都大学稲盛財団記念館1F)
社会の変化や技術の進歩は、調査研究のあり方や記録・公開の方法をどのように変えてきたのでしょうか。また、現代における学術と映像メディアの関係は、どうあるべきなのでしょうか。本講演・座談会では、DVDブックの出版に携わられた飯田卓氏(国立民族学博物館)と澤田芳郎氏(小樽商科大学)をお招きし、学術と映像メディアの関係の歴史・現状・今後の見通しについて語っていただきます。

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【8】大阪大学ホットトピック

湯川秀樹の「中間子論」学位論文を公開

平野俊夫総長が日英研究教育大学協議会へ出席、Imperial College Londonを訪問

濱田博司教授(生命機能研究科)が紫綬褒章を受章

●最新の研究の成果リリース