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URA MAIL MAGAZINE vol.35

「今年も来ました!科研費の季節」特集

2016年8月 発行

今年もちょっと早めに、科研費申請シーズン特集号をお届けします。

大きく変わりつつある科研費制度の動向や、大阪大学の科研費申請支援制度(日/英)、科研費論文でも推奨されているオープンアクセス化関連トピックなどのご紹介です。

■INDEX
  1. 最近の科研費の動向について

    ―平成29年度(今年の公募)に種目見直し開始、平成30年度(来年の公募)から新審査システムに移行
  2. ご存知ですか?大阪大学の科研費申請支援制度いろいろ

    (Supports for KAKENHI application are available in English!)
  3. 「OUKA」収録コンテンツへのDOI付与開始について

    ―国際的識別子によりコンテンツへの永続的アクセスを実現、大阪大学リポジトリの学術成果発信機能が強化されます
  4. (学内向け)JSPS 平成28年度 課題設定による先導的人文学・社会科学推進事業

    「グローバル展開プログラム」提案に関する個別相談を実施します
  5. 第4回学術政策セミナー「経営を支えるマネジメント人材とは」を開催します(9月9日)
  6. イベント情報

    ●KAKENHI "Grants-in-Aid for Scientific Research" Information Session for International Researcher/外国人研究者向け科研費説明会(学内限定・8月29日)

    ●リサーチ・アドミニストレーター(RA)協議会第2回年次大会(9月1日・2日)

    ●JSPS「課題設定による先導的人文学・社会科学研究推進事業」シンポジウム・公募説明会(8月25日)
  7. 大阪大学ホットトピック

    ○大阪大学大学院医学系研究科アドバンスト・セルイメージングコア(ACI)が創設されました―主要顕微鏡メーカー各社の最新の超解像顕微鏡を一堂に集めた、画期的な最先端の共同利用研究施設

    ○文部科学省の平成28年度科学技術人材育成費補助事業 「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)」に採択されました

    ●大阪大学北米同窓会10周年記念講演会 in シリコンバレー を開催します -9月10日(土)

    ●グローバルに活躍する阪大卒業生のお話を、北米同窓会Podcast番組"Machikane FM"で配信中!

    ○「大阪大学の集い」岡山での初開催に約170名が参加

    ○ついに、始動。阪大 薫る珈琲 OU-COFFEE(第一弾は理学部レンド)

    ○最新の研究の成果リリース
  8. 次号のお知らせ

【1】最近の科研費の動向について
―平成29年度(今年の公募)に種目見直し開始、平成30年度(来年の公募)から新審査システムに移行

 研究者の自由な発想に基づく学術研究を助成する唯一の競争的資金である科学研究費助成事業(科研費)は、これまでにも審査の質の向上や研究費の使い易さの向上のためにたびたび制度の変更が行われてきました。本年3月には、さらなる制度の改善のために、審査区分と審査方式とを一体的に見直す大規模な改革案がまとめられました(平成28年3月17日付「科学研究費助成事業(科研費)審査システム改革2018」)。

 そこで本稿では、文部科学省や日本学術振興会の資料等をもとに、最近の科研費種目の見直しについて概観するとともに、上記「科学研究費助成事業(科研費)審査システム改革2018」の概要について紹介します。

kakenhi_kaikaku.jpg

1. 種目の見直し
○挑戦的萌芽研究/平成29年度(平成28年9月公募予定)から変更

 新たな学問領域の創成に向けた探索や研究者のテーマ転換(学際的研究、異分野連携、研究方法の革新など)など挑戦的な研究への支援を強化するために、挑戦的萌芽研究の見直しが行われています。後継種目である「挑戦的研究」(仮称)は平成29年度(平成28年9月公募予定)からの助成実施に向けて審議中です。公表資料によれば、この「挑戦的研究」には〈開拓〉と〈萌芽〉の2つの区分があり、前者は助成額500万円から2000万円で研究期間が3~6年、後者は助成額が500万円以下で研究期間が2~3年ということです。
 学術の体系・方向の大きな変革・転換(Transformative Research)を志向して大きく発展する潜在性を有する研究計画を助成対象としますが、これに加えて〈萌芽〉区分では課題探索の性質の強いもの、芽生え期のものも助成対象とします。
 特徴的な点は、採択にあたっては論文等の実績よりも発想の斬新性が重視されるということです。もちろん最低限の研究遂行能力の有無についてはチェックされますが、過去の実績よりもこれまでにない新しいアイデアが求められることになります。
 審査は後述の「中区分」に準じた区分による総合審査方式(書面審査と合議審査を同一の審査員が実施)で行われ、〈開拓〉区分と〈萌芽〉区分ともに同一の審査委員が審査します。重複制限について、当面現行の挑戦的萌芽研究の重複応募制限に準じた制限が措置されますが、新審査システムへの移行後に再検討される予定です。

○特別推進研究/平成30年度(平成29年9月公募予定)から後継種目導入予定

 科研費の最大種目である特別推進研究は、成果創出の最大化のために「挑戦性」を重視する観点から抜本的な見直しが行われていて、その後継種目は平成30年度からの導入が予定されています。特別推進研究の後継種目は、最先端研究の発展・大型化を支援するのではなく、「新しい学術を切り拓く真に優れた独自性のある研究」を重点的に支援することを明確にしています。特に、新しい学術の展開に向けた挑戦性を重視して、研究者が研究者人生で「ここ一番」の大きなブレークスルーを目指す研究を支援することを目指しています。このため、複数回の採択は基本的に認めない方針です。
 より多様で幅広い審査を行うために、審査方式の改善も検討されています。例えば委員の任期は最長で6年にするなど審査の継続性について配慮されているとともに、海外の外国人研究者による国際レビューの充実も図られる予定です。

○若手研究(A)/平成30年度(平成29年度9月公募予定)から変更

 若手研究(A)については、平成22年度 科学技術・学術審議会学術分科会研究費部会による提言中の「「若手研究(A)」については「基盤研究」の中に位置付けるべきである」と指摘されています。これに基づいて、平成30年度(平成29年度9月公募予定)の助成から若手研究(A)の新規公募を停止し、「基盤研究」種目群等による支援に移行することなどが検討されています。また、「基盤研究」種目群等への統合に伴い急激な変化が生ずることのないように、経過措置として「基盤研究(B)」および「挑戦的研究〈開拓〉」の審査において、若手研究者を対象とした採択調整の仕組みの導入も検討されています。

○若手研究(B)

 「若手研究(B)」は若手研究者が「基盤研究」等へステップアップするために研究者としての基盤の形成を促進する種目という位置づけを明確にして、他の種目に優先して採択率の確保・向上が図られる予定です。なお、現行の「若手研究(A・B)」はともに39歳以下の研究者を対象としていますが、研究者のキャリア形成に関する多様なニーズに対応できるようにするために、若手研究者の定義を博士の学位取得後の年数などを考慮したものに見直す方向で検討されています。

○新学術領域研究

 詳細は公表されていませんが、新学術領域研究についても平成31年度以降の制度改革に向けて研究種目の見直しが行われています。

2. 審査システムの変更
○科学研究費助成事業(科研費)審査システム改革2018について/平成30年度助成(平成29年9月公募予定)から新審査システムに移行

 現行の科研費審査システムは申請書を迅速かつ公正に審査する仕組みとして、研究者コミュニティから高い評価を得ています。しかしながら、分科細目表に基づく審査区分の細分化や学術動向の変遷に対応した応募や審査を行うことの難しさが課題として指摘されるようになってきました。そこで本年3月に、個人の自由な発想に基づく多様な学術研究のさらなる新興を図るために、審査区分と審査方式を一体的に見直した改革案がまとめられ、平成30年度から新たな審査システムに移行することになりました。
 新審査システム移行後の平成30年度助成(平成29年9月公募予定)からは、従来の「分科細目表」を廃止して新たな「審査区分表」に基づき審査が実施されます。新たな「審査区分表」は、研究種目に応じて、基本単位である「小区分」、それをいくつか集めた「中区分」、さらに「中区分」をいくつか集めた「大区分」から構成されます。
 基盤研究(B、C)、若手研究(B)については、多様な学術に対応する審査区分として304の「小区分」が設定されています。この「小区分」では2段階書面審査によって採否を決定します。2段階書面審査では、同一の審査委員が電子システム上で2段階にわたり書面審査を実施し、2段目の審査の際には他の審査委員の評価を踏まえて自身の評価結果の再検討を行います。電子システムを利用して会議体としての合議審査を実施しないことで審査の効率化が図られます。
 基盤研究(A)、若手研究(A)、挑戦的研究については、より広い分野の競争的環境下で優れた研究課題を採択できるように65の「中区分」が設定されています。この「中区分」では総合審査で採否を決定します。総合審査においては、審査委員全員がすべての書面審査を行ったうえで、同一の審査委員が合議による審査を行います。このような審査方式により、特定の分野だけでなく関連する分野からみて、その提案の創造性、独自性、実行可能性を多角的に見極めることができると期待されています。
 基盤研究(S)については、競争的環境下で優れた研究課題を採択できるように、いくつかの「中区分」を束ねた11の「大区分」が設定されています。「大区分」においても広い範囲の学術領域に関して審査することになるため、総合審査が採用されます。
 なお、特別推進研究、新学術領域研究については、前述の通り別途検討が行われています。

 科研費の審査システムは、昭和43年にスタートして以来、半世紀にわたって繰り返し制度の見直しや改善が行われています。今回の大改革もそのような見直し・改善の一環であると捉えることができます。このように、平成30年以降も外的環境・内的環境の変化に応じてシステムの制度の見直しが行われることが予想されるため、トップダウン的な見直しだけでなく、より積極的に研究者からのボトムアップ的なニーズを吸い上げることのできる仕組みも検討される必要があるように思います。

(菊田 隆/大阪大学 経営企画オフィスURA部門)


【主な資料】
 ○「科研費審査システム改革2018」パンフレット
 ○「科学研究費助成事業実務担当者向け説明会」の資料
  第二部「科研費改革について」
 ○第8期研究費部会(第8回)の配付資料
  資料1-1 科研費による挑戦的な研究に対する支援強化について(中間まとめ)
  資料1-2 挑戦的な研究に対する支援の強化-科研費改革の加速-

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【2】ご存知ですか?大阪大学の科研費申請支援制度いろいろ
(Supports for KAKENHI application are available in English!)

もうじき平成29年度科研費の公募が始まります。

以下は、大阪大学の科研費申請に関する支援制度です(全て学内向け)。日本語・英語での相談員制度や関西初・JSPSによる英語での科研費説明がある「外国人研究者向け科研費説明会」など、多様なメニューがあります。

本学教職員の皆さんは、ぜひ一度詳しい情報をご確認ください。

(菅野智広/大阪大学 研究推進・産学連携部 研究推進課 学術研究推進係長)

No. 名称 主な対象(全て学内向け) 時期(2016年) 概要
科研費説明会(日本語) 科研費申請を予定している研究者、科研費担当職員 毎年7月 科研費制度の概要、研究計画の書き方のポイント、科研費不正使用防止等についての説明

【参考】平成28年度科研費説明会資料(マイハンダイへのログインが必要)
科研費説明会(外国人研究者向け)

KAKENHI Information session for OU International Researchers
外国人研究者およびその支援者

OU International Researchers and their Supporters
8月29日(月)13時30分〜16時

Aug. 29th (Mon), 2016 13:30-16:00
外国人研究者向けの科研費制度の概要説明およびアドバイス

This Information session provides outline of the KAKENHI and suitable advice for applicants.

【Ref.】KAKENHI Information Session & Materials (Login to My Handai is required)



20140924_KAKENHIseminar.JPG

KAKENHI Seminar 24 Sep. 2014
Application Manual for the Grants-in-Aid for Scientific Research (KAKENHI) Program FY2017 edition 外国人研究者およびその支援者

OU International Researchers and their Supporters
9月初旬ごろ公開予定

Early September
外国人研究者およびその支援者向け、科研費英語申請のためのコンテンツ。

This manual provides a lot of useful information on the KAKENHI for international researchers.

【Ref.】English page(Login to My Handai is required)
科研費相談員制度(日・英)

Advisory System(Jp/En)
本学から科研費申請を予定している研究者

Applicants for KAKENHI
●第1回受付は修了



●第2回受付

~9月11日(コメント送信予定:9月26日)

[2nd Submittion Period]

Aug. 17th~Sep.11th (Comments will be sent on Sep.26th)



●第3回受付

9月12日~9月26日10:00(コメント送信予定:10月11日)

[3rd Submittion Period]

Sep 12th~Sep.26th 10.a.m.(Comments will be sent on Oct.11th)

科研費制度に精通した本学教員および名誉教授が、日本学術振興会が定めた審査基準に基づき、研究計画調書の作成等のアドバイスを行う。

The applicants, such as young and core researchers, are able to consult with professors who are familiar with KAKENHI and the applicants' research field(s).

【参考】日本語ページ(マイハンダイへのログインが必要)

【Ref.】English page(Login to My Handai is required)
科研費研究計画調書作成実践会 主に初めての科研費採択を目指す、平成29年度科学研究費助成事業 若手研究(A)または(B)の応募予定者

ただし、以下の者を除く。

・招へいの身分で本学の科研費応募資格を有する者

・平成29年4月1日時点で本学に在籍しないことが明らかな者
①人社系 9月29日(木)15:00~17:00

②生物系 9月30日(金)10:00~12:00

③理工系 9月30日(金)15:00~17:00

要事前申込、各回定員20名
科研費若手研究(A)および(B)に特化した研究計画調書の書き方についての講演、実践形式での研究計画調書作成(科研費相談員・URAの助言あり)

【Ref.】日本語ページ(マイハンダイへのログインが必要)
模擬ヒアリング 基盤研究(S)、特別推進研究、新学術領域研究のヒアリング審査対象者 ヒアリングの時期に応じて個別調整 大阪大学における競争的資金獲得増加のため、大型プロジェクトのヒアリング審査等に対応した模擬ヒアリング・模擬面接を実施し、採択率向上を図るもの。大型科研費の他、日本学術振興会特別研究員等のヒアリング・面接審査にも対応しています。

【参考】大阪大学経営企画オフィスURA部門ウェブページ
参考1 科研費に係るFAQの学内公開 科研費申請を予定している研究者、科研費担当職員 通年 <応募条件>

科研費の使用ルールや研究体制等について、よくある質問とその答えを学内向けに公開

【参考】科研費に係るFAQ(マイハンダイへのログインが必要)
参考2 研究計画調書 採択課題(記載例)の学内公開 科研費申請を予定している研究者、科研費担当職員 通年 分野・種目別に過去の採択課題の研究計画調書(記載例)を学内向けに公開。

【参考】研究計画調書 採択課題(記載例)(マイハンダイへのログインが必要)
【問い合わせ先 Contact】

①〜⑤および参考1・2:大阪大学 研究推進・産学連携部 研究推進課 学術研究推進係
  Research Promotion Division, Department of Research Promotion, Osaka University
内線:(吹田171)3144
E-mail:kensui-kensui-gakuzyutu@office.osaka-u.ac.jp

⑥:大阪大学 経営企画オフィスURAプロジェクト
  Research Management and Administration Section, Office of Management and Planning, Osaka University
内線:(吹田171)4981
E-mail:ou-mogi@lserp.osaka-u.ac.jp

※上記以外、各部局独自の支援制度を設けている場合があります。詳しくは各部局の担当部署にご確認ください。

【参考】平成29年度科研費申請に関する大阪大学のスケジュール

平成29年度科研費公募開始:2016年9月1日(木)
★公募情報はこちら(JSPSウェブページ)
研究計画調書学内提出期限:
A:学内事務チェックを希望する場合
  2016年10月21日(金)17時までにマイハンダイの『科研費Web受付』登録
  2016年10月24日(月)9時までに科研費電子申請システムへの計画調書のアップロード
B:学内事務チェックを希望しない場合
  2016年11月4日(金)16時までに科研費電子申請システムへの計画調書のアップロード

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【3】「OUKA」収録コンテンツへのDOI付与開始について
―国際的識別子によりコンテンツへの永続的アクセスを実現、
大阪大学リポジトリの学術成果発信機能が強化されます

大阪大学学術情報庫OUKA(Osaka University Knowledge Archive)では、平成28年8月よりDOI(Digital Object Identifier)の付与を開始しました。本稿では、OUKAの概要およびDOI付与の意義等をご説明します。

OUKAとは、大阪大学の機関リポジトリです。大阪大学の教育研究活動から生み出される論文などの学術成果を電子的に保管・公開するサービスです。インターネットを通じて世界中の誰もが、大学などの学術成果をいつでも自由に無料で見られるようにすること(オープンアクセス)を目的に構築されています。学術雑誌論文、博士論文、紀要論文、会議発表資料など、様々な学術成果(コンテンツ)が登録され(2016年7月末現在55,063点)、論文などの全文を読むことができます。

OUKA_top.png
大阪大学学術情報庫 OUKAトップページ

以上のようにOUKAには様々な大阪大学の学術成果が登録されていますが、この度、それらの学術成果に対してDOIが付与できるようになりました。

DOIとは、電子的学術コンテンツに付与される国際的な識別子であり、コンテンツの所在情報と合わせて管理されているものです。これにより、リンク切れを防ぐことができ、コンテンツへの永続的なアクセスが可能となる他、論文にアクセスしてもらいやすくなる、引用されやすくなる等のメリットがあります。DOIの付与によってOUKAに登録した学術成果をよりいっそう幅広く、グローバルに発信することが可能になります。

当面は、博士論文(平成25年4月1日以降の学位授与分のうち全文の本文ファイルを登録しているもの)、本学発行紀要等掲載論文をDOIの付与対象としておりますが、科研費等による学術成果への付与も進めていく予定です。

DOIの付与開始により、OUKAによる学術成果発信機能がますます高まっていきます。この機会にぜひ学術成果のOUKAへの登録をご検討ください。特に科研費研究については、日本学術振興会が研究者に科研費論文のオープンアクセス化を推奨しており、その方法として機関リポジトリ等の利用を挙げています。オープンアクセス化を希望する学術成果がありましたら是非OUKAをご活用ください。

(西森哲也/大阪大学附属図書館 学術情報整備室 学術情報組織化班 電子コンテンツ主担当)

*学術成果登録、DOIの付与のご連絡先

附属図書館電子コンテンツ担当

TEL: 06-6850-5071

E-MAIL: ouka@library.osaka-u.ac.jp

OUKA_chan.png

OUKAのキャラクター"OUKAちゃん"
<注>

大阪大学学術情報庫OUKA
 http://ir.library.osaka-u.ac.jp/
「OUKA」収録コンテンツへのDOI付与開始について
 http://ir.library.osaka-u.ac.jp/portal/doi.html
研究成果登録について
 http://ir.library.osaka-u.ac.jp/portal/journal_a.html

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【4】(学内向け)JSPS 平成28年度 課題設定による先導的人文学・社会科学推進事業
「グローバル展開プログラム」提案に関する個別相談を実施します

本学における上記事業への応募件数の増加と採択率の向上を目指して、経営企画オフィスURA部門が収集した情報を元に、9月上旬に個別相談を実施します。

今年度公募が行われる「グローバル展開プログラム」は、人文学・社会科学の様々な分野における諸外国との協働を推進するため、国際共同研究を実施し、国際的なネットワークの構築による海外の研究者との対話やグローバルな成果発信を目指すものです。

同事業に関心のある、あるいは、提案を予定している大阪大学の研究者の方に、積極的にご活用いただければ幸いです。

詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.ura.osaka-u.ac.jp/ssh/h28_jsps_ssh.html

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【5】第4回学術政策セミナー「経営を支えるマネジメント人材とは」を開催します

私立大学及び民間企業から有識者をお招きし、各組織が必要とする経営を支えるマネジメント人材についてお話しいただきます。また、講演後に行うパネルディスカッションでは、講師に加えて本学の事務職員も登壇し、セミナーの参加者との討論を通じて経営を支えるマネジメント人材像について考えたいと思います。

 ■日時:2016年9月9日(金)13時30分~15時30分
 ■場所:大阪大学 吹田キャンパス テクノアライアンス棟1F 交流サロン
 ■言語:日本語
 ■プログラム:
  ・講演1:五藤 勝三氏(関西大学 常任理事 法人本部長)
  ・講演2:山田 智彦氏(ダイキン工業(株)人事本部 人事企画グループ長)
  ・パネルディスカッション:講演者、大阪大学事務職員等

 ■主な対象:事務職員・技術職員・教員・研究者・URA業務に関心のある方
       (学外の方もご参加いただけます)
       *本セミナーは、事務職員を対象とした大阪大学職員研修の
       一つと位置づけられています。

■主催:大阪大学経営企画オフィスURAプロジェクト
■共催:公共圏における科学技術・教育研究拠点(STiPS)

■備考:要事前申込み(先着順、定員になり次第〆切)、参加費無料

申込方法等、詳しくは以下をご覧ください。
https://www.ura.osaka-u.ac.jp/thinkuniversity/4201639.html

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【6】イベント情報

●KAKENHI "Grants-in-Aid for Scientific Research" Information Session for International Researcher(for OU members only)

Aug. 29th (Mon), 2016 13:30-16:00
https://my.osaka-u.ac.jp/admin/kensui/kakenhi/kakenhiseminar
(Login to My Handai is required)
You can learn about the KAKENHI system, techniques of proposal writing, and etc.
The first JSPS official presentation in English that has ever been held in Kansai area.
大阪大学の外国人研究者およびその支援者向け科研費説明会。関西初、JSPSによる英語での科研費概要説明あり!


●リサーチ・アドミニストレーター(RA)協議会第2回年次大会

2016年9月1日(木)・2日(金)
福井駅前AOSSA 6F・8F
参加申込〆切 8月1日(月)
参加費要
http://www.rman.jp/meetings2016/
*大阪大学は9月1日午後のセッション「大学経営におけるURAの役割」を担当しています。
(オーガナイザー:高野 誠シニア・リサーチ・マネージャー/大阪大学経営企画オフィス)


●JSPS「課題設定による先導的人文学・社会科学研究推進事業」シンポジウム・公募説明会
~「学術への要請と社会的貢献」の視点からの先導的な共同研究~

2016年8月25日(木)13時30分~17時+説明会
東京大学伊藤国際学術研究センター 伊藤謝恩ホール
要事前申込み、参加無料
http://www.jsps.go.jp/kadai/symposium.html

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【7】大阪大学ホットトピック

大阪大学大学院医学系研究科アドバンスト・セルイメージングコア(ACI)が創設されました
―主要顕微鏡メーカー各社の最新の超解像顕微鏡を一堂に集めた、画期的な最先端の共同利用研究施設

文部科学省の平成28年度科学技術人材育成費補助事業 「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)」に採択されました

大阪大学北米同窓会10周年記念講演会 in シリコンバレー を開催します -9月10日(土)

グローバルに活躍する阪大卒業生のお話を、北米同窓会Podcast番組"Machikane FM"で配信中!

「大阪大学の集い」岡山での初開催に約170名が参加

ついに、始動。阪大 薫る珈琲 OU-COFFEE(第一弾は理学部レンド)


○最新の研究の成果リリース

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【8】次号のお知らせ(予告なく変更する可能性があります)

日本とEUとの国際研究交流・連携のための資金について理解を深めるべく、現状整理を試みます。

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2020年10月30日(金) 更新
ページ担当者:川人